PHAZE / フェイズ

Son of the Smith Hard Cider / サノバスミス
スタイルCider / サイダー - Cider / サイダー
ABV7.0%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

STORY
冬季の定番 PLUM HAZEが「PHAZE」としてリニューアル。「PHAZE」は信州東信地方名産のプルーンを使ったフルーツサイダーです。

昨年はプルーンが凍霜害の影響で不作となってしまい、作ること自体叶わなかったPLUM HAZE。今作はメンバーの宮嶋兄弟が栽培した2024年産のフレッシュなRobe De Sargent・Kurashimaをふんだんに使用し醸造いたしました。

ジャジーな雰囲気漂う琥珀色、鮮やかで甘美な香り、口に含んだ瞬間から溢れる抜け良い酸味とスプラッシュするようなジューシーな果実感、穏やかな渋みと塩梅のよい特有の余韻。軽やかさと深さのバランスがとても心地よいサイダーに仕上がりました。

プルーンの可能性と未来を探ったPLUM HAZEの新たな進化をお楽しみください。

BREWER'S NOTE
PHAZEは、プルーンを使った定番品「PLUM HAZE」の改良版として、フレッシュホップと熟成ホップの組み合わせを用いて、アストレンジェンシーのタンニンを強化しました。フジを用いて複雑なサイダーを醸造する試みは長年にわたってチャレンジしてきましたが、こちらも一つの解を見出しました。去年は収穫できなかったプルーンを、今年は大量に使用しています。プルーンの野生酵母を増殖させ、長期間にわたって発酵させました。プルーンが持つ豊富なアミノ酸は、野生酵母の増殖によって、スパイスやベリーのような香りに変化します。口に含むと、果実の甘さの向こう側に、プルーンの果皮由来の渋みを感じます。余韻の長さを調整するためには、サルナシを用いたサイダー「HOWLING FOR DEWY」のようにイガラミを加える方法もありますし、樽熟成でタンニンの質を変える方法も見つかっています。野生酵母を用いたリンゴと他の果実の組み合わせによる共生発酵(Co-fermentation)は、今後の研究の余地があり、プルーンの今後の進化には大いに期待が持てます。

SPEC
LOT: PH-2411A
Style: フルーツサイダー / Fruit-Infused Cider
ALC: 7.0%
Apples:フジ
Yeast: Wild Yeast & Ale Yeast
Locally Grown Plums: Robe De Sargent & Kurashima
With: Freash Hop Homegrown Cascade 2024 & Aging Cascade Hop 2015

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