Theory of happiness / セオリー オブ ハピネス

うしとらブルワリー / Ushi Tora Brewery
スタイルペールエール - American Pale Ale / アメリカンペールエール
ABV5.0%
IBU39.0

0.0☆☆☆☆☆

今回は野口がうしとらで作る最後のビールになります。
 このビールはイングリッシュパブで飲むような、ゆっくり味わって飲めるほんのり苦いPale Aleです。
 
 モルトはAle Malt, Maris Otterをベースに Melanoidin, Munich, Crystal Oak, Honey Malt, Special Bを使用し、ビスケットやメープルを感じられるように仕上げました。また Carafa Specialもかなり少量使用して、コーヒーやカラメルのような香ばしいほろ苦さをアクセントに加えています。
 ホップはビタリングで使用したHBC 682, Citra American Nobleの滑らかな苦味、ワールプールで使用した Amarillo CGX, El Doradoのオレンジや洋ナシのような優しい香りで、しっかりとしたモルトの旨味と相まって満足感の高い一杯に仕上がっております。

 このビールは私自身がうしとらで作った中で一番美味しいと思えた、”Common Bitter”をベースに少しアレンジを加えて作りました。”Common Bitter”はイングリッシュパブで飲むには少し飲みやすすぎるかなと感じる出来上がりでしたので、これは苦さをアクセントにしてゆっくり飲んでも美味しい仕上がりにしました。少し前にリリースしました、卒業ビール第一弾の”GOOD LUCK!! IPA”と一緒に取っていただき、飲み始めはIPAで、飲み終わりはPAをオススメしてみてください。

 本当は最後のビールの名前が”GOOD LUCK”の方が締まりが良いかなと思ったのですが、ふと「なぜクラフトビールにはまってビール作りを始めたのか」ということを思い出し、「ビールを飲むと幸せな気持ちになるなぁ…」という私のビールに対する根幹的な部分からこの名前を付けました。あとは私自身が数学科出身なので、名前に”Theory”入っているのを作りたかったのもあります。笑 このビールを飲んで「やっぱりビールを飲むのは幸せだなぁ…」と思い、身近な人に少しでも幸せのお裾分けをしていただけたら嬉しいです。

 最後になりますが、様々なビールをお取りいただき本当にありがとうございました。
 ビールを通して関わっていただけた方々に、幸多からんことを願っております。

#919 Theory of happiness
ビアスタイル:American Pale Ale
ABV:5.0%
IBU:39
モルト:Ale Malt, Maris Otter, Melanoidin, Munich, Crystal Oak, Honey Malt, Special B, Carafa Special
ホップ:HBC 682, Citra American Noble, Amarillo CGX, El Dorado
イースト:San Diego Super
レシピ:野口

ブルワリー

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