
のろし IPA
のろし醸造 / NOROSHI BREWERY| スタイル | IPA - IPA (Indian Pale Ale) / アイピーエー |
| ABV | 7.0% |
| IBU | 61.5 |
【テイスティングコメント】
香りは柑橘とトロピカル、そこに松脂やハーバルさが重なる多層的なアロマ。
口に含むと、しっかりとした苦味と丸みのある甘みが交錯し、
Verdant酵母が織りなすやわらかな果実香が全体を包み込みます。
クラシックIPAのシャープな苦味、
ニューワールドIPAのジューシーな香り、
その両方がバランス良く混ざり合い、
一言では説明できない“のろし流IPA”に仕上がっています。
【Brewer’s Comment】
のろし醸造としての第2の定番ビール、3度目の仕込みとなるIPAです。
クラシックIPAの苦味、
ニューワールドIPAの華やかなアロマと柔らかさ。
その中間にある“曖昧さ”を、あえてこのビールの個性として捉えています。
Verdant Ale酵母を使用することで、香りはフルーティーながらも発酵はクリーン。
苦味、香り、ボディのバランスを整えた、
「飲んで旨い」ことを第一に考えたIPAです。
スタイルの枠に収まらない、のろしらしい自由さを楽しんでもらえたら嬉しいです。
Summary
クラシック×モダン、
境界を曖昧にしたのろし流IPA。
苦味と香りが織りなす、飲むほどに深まる一杯。
【スペック】
Style:IPA (Hybrid / Noroshi Style)
SRM:21.5(ディープゴールド)
Alc.:7.0%
IBU:61.5
CO₂:2.5〜2.6vol
Malt:Ireks Pilsner / Ireks Pale Ale / Ireks Crystal Mahogany / Ireks Spitz / Ireks Sour
Hop:Citra (US)/ Simcoe(US) / CTZ(US) / Centennial(US)
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#010 のろし IPA
Malt:IreksPilsener, IreksPaleAle, IreksCrystalMaple, IreksSpitz
Hop:Simcoe, Citra, Cenntenial, Motueka(T90)
Color:SRM5.4
明るいストローゴールド
Alc.:6.5%
IBU:59
CO₂:2.4~2.5Vol
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クリアで軽快。それでも芯のある、のろし醸造のIPA。
この新しいIPAは、前回のIPAよりも香りにフォーカスした軽やかでストレートなアプローチのIPAです。
見た目はSRM5.3の淡いゴールド。モルト構成は前回とは違い、色味の出るモルトを最小限に抑え、ボディは軽やかに仕上げました。
そのぶん、ホップアロマがよりクリアに立ち上がり、香りそのものが主役となるよう設計しています。
アルコール度数は7.0%と、従来ののろしIPAと同じ。
IBU59と前回のものよりは数値を落としました。しっかりありながらも、苦味が重たさにならないよう、口当たりと後味のキレを大切にしました。
テイスティングコメント:
香りはグレープフルーツの皮、白ぶどう、ライム、青いハーブ、かすかにパイニー。
飲み口はドライでクリスプ。苦味はシャープに引き締めつつ、ホップアロマがクリアに鼻へ抜けていきます。
軽快なのに、印象はくっきり。狙ったのは前回2010~12年あたりのクラシックIPAでしたが、
今回は3年後の2015年辺りの西海岸IPAを意識しています。
のろし IPA
Color:SRM5.3
明るく淡いストローゴールド
Alc.:7.0%
IBU:59
Yeast:Sandiego Super Yeast
HOP:Simcoe, Citra, Cenntenial
Malt: Ireks Pilsener, Ileks PaleAle, Ireks Crystal Maple, Ileks Spitz
CO₂:2.4~2.5Vol
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クラシカルIPAへのオマージュ。のろし醸造の定番IPA、誕生。
のろし醸造、3作目の仕込み。
このIPAは、これからの自分たちの軸となる一本です。
トレンドの濁りや甘さに振られすぎない、ど真ん中のアメリカンIPA。ホップの香りと苦味、モルトの土台。そのバランスで魅せる、あの頃のIPAをイメージしています。
仕上がりはSRM8.8のややオレンジがかった色合い。アルコール度数は7.0%。
ホップアロマは柑橘、松、草木の青さ。飲み口はミディアムボディでクリスプ、しっかりとした苦味が最後まで貫かれます。心地よい骨太さを持ちながらも、杯が進む仕上がりになりました。
このIPAには、たくさんの“原点”が詰まっています。
2012年、まだブルワーになる前。
当時の自分の心をつかんだのは、数々のIPAたちでした。
Pizzaport “Swami’s”、Ballast Point “Sculpin”、Stone IPA、Three Floyds、Founders、Baird、伊勢角屋、志賀高原…。
どのビールを飲んでも衝撃的で、「こんなビールを作りたい」と強く思いました。
挙げればきりがないくらい、あの時代のIPAたちに魅せられて、今があります。
そのすべてへの敬意を込めて、のろし醸造としての答えをここに込めました。
テイスティングコメント:
立ち上がる香りはオレンジピール、グレープフルーツ、松脂、そして少しのキャラメルモルト。
飲み口は力強く、苦味が全体を引き締める。ややドライなフィニッシュで、グラスが自然と進みます。
「IPAってこういうものだったよな」と思わせてくれるような一本。
あの頃、ビールに夢中だった人へ。
そしてこれからIPAを知っていく人たちへ。
のろしIPAは、クラフトビールの“原体験”をもう一度思い出させてくれるような、そんなクラシカルなIPAです。
のろし IPA
Color:SRM8.8
イエローオレンジ。
Alc.:7.0%
IBU:66
CO2:2.4~2.5Vol
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ブルワリー のろし醸造 / NOROSHI BREWERY![]()
千葉県流山市大畔602
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