のろし IPA

のろし醸造 / NOROSHI BREWERY
スタイルIPA - IPA (Indian Pale Ale) / アイピーエー
ABV7.0%
IBU61.5

4.4★★★★☆

のろし醸造がその時々で解釈するIPAシリーズ。今回はラガー酵母で発酵させた“Lager Fermented IPA”。
ライムや白ブドウ、グレープフルーツのアロマに、7.0%由来のアルコールの厚みとやわらかな甘み。
40日間のラガリングによってピカピカに澄み、雑味のないクリーンな飲み口に仕上げています。
ホップのキャラクターがよりクリアに立ち上がる、現代的なアプローチのIPAです。

■ スペック
Style:IPA
SRM:2.6(クリアなペールゴールド)
Alc.:7.0%
IBU:60前後
CO₂:2.5~2.6 Vol

■原料
Malt:Pilsener, PaleAle, CrystalMaple, Spitz, Sour
Hop:CTZ, Mosaic, Motueka, Cascade, Mosaic CGX, Nelson Sauvin Cryo

■ テイスティングコメント
外観はピカピカに澄んだペールゴールド。
ライム、グレープフルーツ、白ブドウのようなアロマに、ダンクでグリーンなニュアンス。
口に含むと、7%のアルコール由来の厚みとほのかな甘み。
それでいて全体は非常にクリーンで、苦味はシャープに輪郭を持ちます。
後口はドライで雑味なく抜けていく。
ホップの存在をクリアに感じられるIPAです。

■ブルワーズコメント
のろし醸造のIPAは、毎回同じスタイルをなぞるのではなく、アメリカのクラフトビール史の中からテーマを選び、独自の解釈で形にしています。
今回は近年の流れの一つである “ラガー酵母でIPAを造る”というアプローチを採用しました。
一方で近年、IPAという言葉は世界的に独り歩きし、クラフトビール=IPAとも言えるほどの代名詞的な存在にもなっています。
もはや、Indiaが関係ない内容にもなってるような気もします。
その流れを逆手に取り、あえてIPAと名付けるCold IPAのようなスタイルは、そうした風潮へのある種の皮肉にも感じられます。
ただ、自分自身としてはその皮肉を強く表現したいわけではなく、あくまで今の流れの中で自然に生まれてきた一つの解釈として捉えています。
ラガー酵母によるクリーンな発酵に加え、40日間という長めのラガリングを実施。
その結果、ホップの輪郭はよりクリアに、苦味は整い、後口はドライに。
7%のアルコールの厚みを持ちながらも重くならず、ピカピカに磨かれたIPAに仕上がりました。
スタイルの名前と中身の関係性を少し揺らしながら、今の解釈として提示する一杯です。

---
【テイスティングコメント】
香りは柑橘とトロピカル、そこに松脂やハーバルさが重なる多層的なアロマ。
口に含むと、しっかりとした苦味と丸みのある甘みが交錯し、
Verdant酵母が織りなすやわらかな果実香が全体を包み込みます。

クラシックIPAのシャープな苦味、
ニューワールドIPAのジューシーな香り、
その両方がバランス良く混ざり合い、
一言では説明できない“のろし流IPA”に仕上がっています。

【Brewer’s Comment】
のろし醸造としての第2の定番ビール、3度目の仕込みとなるIPAです。
クラシックIPAの苦味、
ニューワールドIPAの華やかなアロマと柔らかさ。
その中間にある“曖昧さ”を、あえてこのビールの個性として捉えています。

Verdant Ale酵母を使用することで、香りはフルーティーながらも発酵はクリーン。
苦味、香り、ボディのバランスを整えた、
「飲んで旨い」ことを第一に考えたIPAです。

スタイルの枠に収まらない、のろしらしい自由さを楽しんでもらえたら嬉しいです。

Summary
クラシック×モダン、
境界を曖昧にしたのろし流IPA。
苦味と香りが織りなす、飲むほどに深まる一杯。

【スペック】
Style:IPA (Hybrid / Noroshi Style)
SRM:21.5(ディープゴールド)
Alc.:7.0%
IBU:61.5
CO₂:2.5〜2.6vol

Malt:Ireks Pilsner / Ireks Pale Ale / Ireks Crystal Mahogany / Ireks Spitz / Ireks Sour
Hop:Citra (US)/ Simcoe(US) / CTZ(US) / Centennial(US)

--
#010 のろし IPA
Malt:IreksPilsener, IreksPaleAle, IreksCrystalMaple, IreksSpitz
Hop:Simcoe, Citra, Cenntenial, Motueka(T90)
Color:SRM5.4
明るいストローゴールド
Alc.:6.5%
IBU:59
CO₂:2.4~2.5Vol

--
クリアで軽快。それでも芯のある、のろし醸造のIPA。

この新しいIPAは、前回のIPAよりも香りにフォーカスした軽やかでストレートなアプローチのIPAです。

見た目はSRM5.3の淡いゴールド。モルト構成は前回とは違い、色味の出るモルトを最小限に抑え、ボディは軽やかに仕上げました。
そのぶん、ホップアロマがよりクリアに立ち上がり、香りそのものが主役となるよう設計しています。

アルコール度数は7.0%と、従来ののろしIPAと同じ。
IBU59と前回のものよりは数値を落としました。しっかりありながらも、苦味が重たさにならないよう、口当たりと後味のキレを大切にしました。

テイスティングコメント:
香りはグレープフルーツの皮、白ぶどう、ライム、青いハーブ、かすかにパイニー。
飲み口はドライでクリスプ。苦味はシャープに引き締めつつ、ホップアロマがクリアに鼻へ抜けていきます。
軽快なのに、印象はくっきり。狙ったのは前回2010~12年あたりのクラシックIPAでしたが、
今回は3年後の2015年辺りの西海岸IPAを意識しています。

のろし IPA
Color:SRM5.3
明るく淡いストローゴールド
Alc.:7.0%
IBU:59
Yeast:Sandiego Super Yeast
HOP:Simcoe, Citra, Cenntenial
Malt: Ireks Pilsener, Ileks PaleAle, Ireks Crystal Maple, Ileks Spitz
CO₂:2.4~2.5Vol

---
クラシカルIPAへのオマージュ。のろし醸造の定番IPA、誕生。

のろし醸造、3作目の仕込み。
このIPAは、これからの自分たちの軸となる一本です。
トレンドの濁りや甘さに振られすぎない、ど真ん中のアメリカンIPA。ホップの香りと苦味、モルトの土台。そのバランスで魅せる、あの頃のIPAをイメージしています。

仕上がりはSRM8.8のややオレンジがかった色合い。アルコール度数は7.0%。
ホップアロマは柑橘、松、草木の青さ。飲み口はミディアムボディでクリスプ、しっかりとした苦味が最後まで貫かれます。心地よい骨太さを持ちながらも、杯が進む仕上がりになりました。

このIPAには、たくさんの“原点”が詰まっています。

2012年、まだブルワーになる前。
当時の自分の心をつかんだのは、数々のIPAたちでした。
Pizzaport “Swami’s”、Ballast Point “Sculpin”、Stone IPA、Three Floyds、Founders、Baird、伊勢角屋、志賀高原…。
どのビールを飲んでも衝撃的で、「こんなビールを作りたい」と強く思いました。

挙げればきりがないくらい、あの時代のIPAたちに魅せられて、今があります。
そのすべてへの敬意を込めて、のろし醸造としての答えをここに込めました。

テイスティングコメント:
立ち上がる香りはオレンジピール、グレープフルーツ、松脂、そして少しのキャラメルモルト。
飲み口は力強く、苦味が全体を引き締める。ややドライなフィニッシュで、グラスが自然と進みます。
「IPAってこういうものだったよな」と思わせてくれるような一本。

あの頃、ビールに夢中だった人へ。
そしてこれからIPAを知っていく人たちへ。
のろしIPAは、クラフトビールの“原体験”をもう一度思い出させてくれるような、そんなクラシカルなIPAです。

のろし IPA
Color:SRM8.8
イエローオレンジ。
Alc.:7.0%
IBU:66
CO2:2.4~2.5Vol

最新のレビュー

デカプリ子
Tap & Crowler / タップ & クロウラー

4.4★★★★☆
12ヶ月前

たしかにクラシカル。オレンジ柑橘パイニーダンクグラッシー、モルトもしっかりいる。クリーンでとてもうまし。のろし。

ブルワリー

このブルワリーの他のビール

関連するビール

おすすめのビール