NIGHT FEVER IPA / ナイトフィーバー IPA

スタイル	IPA - IPA (Indian Pale Ale) / アイピーエー
ABV	6.0%
IBU	59.0

4.1★★★★☆

先週始まった、MATSUMOTO CRAFT BEER HOPPINGのオープニングイベントに合わせて先行開栓しました【NIGHT FEVER IPA】
ブルワー上條まお第４作‼︎
苦くてうまい！
苦味も心地よくドリンカブル！
騒がしい夜がやってきますよー

【ブルワーズノート】
お久しぶりです。
始めましての方はこんにちは。
松本ブルワリーの上條です。
そろそろ涼しくなってくると思いきや、まだまだ暑い日々が続いております。
そんな暑くて騒がしい夜を楽しむための一杯を醸造しました。
その名も「NIGHT FEVER」
スタイルはIPAとなっております。
このビールを造るにあたり、2つのことをまず決めました。
1つ目はスタイルをIPAとすること。
以前にもIPAは造りましたが、残糖感やヘイズみからNEチックなものだったと思います。
もう一度、IPAというスタイルに向き合い取り組みたいと思い醸造をいたしました。
2つ目は今まで使っていないホップのSimcoeを使用することです。
これまでのビールでは、自分の中にもっているホップ（特にアロマ）に対する方向性があり、それに沿った選択をしていました。その中ではSimcoeはなんとなくハマっていなかったので使用する事がありませんでした。
それを今回は使用することを絶対の条件と位置づけ、レシピを構築しました。とはいえ、他のホップとの組み合わせて出したい香りなどの目指す方向性は依然として変わっていないと思います。
今作では前作のGOLAZOと同様に、2rowとMaris Otterの2種類のベースモルトを使用しました。そのため温度帯によっては、モルト味わいを感じることもできると思います。
ホップは前述のSimcoeに加え、ビタリングでColumbus、他にAmarillo,Cascadeを使用いたしました。
オレンジやグレープフルーツといった明るい柑橘系の香りを楽しみながら、苦みを味わえるのではないでしょうか。
このビールのコンセプトやシチュエーションを考えていたとき、夜の松本駅前店を思い浮かべました。
スタンディングで、お客さん同士の顔が見えるカウンタースタイル。
夜という時間の開放的な気分による、そこでしか生まれない瞬間のグルーヴや即興性。
いつまでも　いつまでもずっと　ずっとこのまま
夜を感じ、夜を生きる。夜を楽しむことができる1杯を造りたくなりました。
このビールのが”よふかし”を楽しむアイテムとなれば幸いです。　
それではまた。

Malt/Grain: 2row, Maris Otter, Carafa Special III
Hops: Amarillo, Cascade, Columbus, Simcoe
Yeast: Imperial Yeast A07
ABV: 6.0%
IBU: 59
SRM: 5.4
OG:13.7
GV:2.6

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