Great Day / グレート デイ

有頂天醸造 / WU-CHAW TENG BREW
スタイルその他エール - Belgian Strong / ベルジャンストロング
ABV7.5%
IBU28.0

0.0☆☆☆☆☆

オレンジや洋梨の様な醗酵由来の香り、穏やかなスパイシーさ。
モルトの風味もしっかりと感じられるがスッキリとした仕上がり。
イーストのキャラクターをしっかりと感じられる。僅かに使用したスパイス類のアクセントが爽やか。

カナダにワーキングホリデーで滞在していた際に何度も足を運んだバーナビーにあるDageraad Brewing。
ベルジャンスタイルのビールを中心に醸造するブルワリーなのですが、そこのブロンドエールがとても好きで今回はそのオマージュなストロングブロンドになります。

酵母はWyeast 3522 Belgian Ardennes。
小人のおじさんがトレードマークの某ブルワリー由来のイーストです。
今回はScenery / Saisonで行なった醗酵温度管理をベースにしました。
醗酵初期は低めの温度をキープしてフェノールをコントロールして徐々に温度を上げてフルーティなエステルを出していきました。
クローブ様なフェノールが控えめに洋梨やオレンジの様なフルーティなエステルが香ります。

モルトはベルギー産のピルスナーモルトをベースに少量の小麦とCarabelge,Abbey maltでボディに厚みを作っています。
Golden Strongとblondの中間くらいのボディ感を目指したのでドライ過ぎずモルトのふくよかさも程々に感じられる様に仕上げています。
ビタリングではAuroraを使用。
ボイルの中盤ではStyrian Kolibri、終盤からWPにはSaazとMandarina Bavariaを使用しており。
ハーバルさと柑橘感を軽く加えています。あくまで醗酵由来の香りを支える位の量に留めています。
Dageraad Blondはスパイス類を少量使用している様でそれに倣い、ごく僅かにベルギーでは定番のスパイス類を使用しています。
あくまで脇役、何を使っているかほとんどわからない位のボリュームです。
とは言え薄らとしたレイヤーが醗酵由来の香りと調和しているかなと思います。
Belgian Blondとしてはアルコール度数はハイエンド。Golden Strongとしては下限ギリギリ。ボディはBlond寄りかなという事でBelgian Style Strong Blondとしています。
糖類も使用しているので7.5%として少しボディは軽くなっているかなと思います。
参考にしたDageraadとはまた異なった仕上がり方に落ち着きましたが。ベルジャンらしい魅力が感じてもらえる仕上がりになっていると思います。

ビール名はMF DOOMとMadlibのグループMadvillainの楽曲“Great Day”からです。アルバム最後の曲で、ALL CAPSから少し脱力した雰囲気の曲。
トラックは浮遊感と妙な多幸感が曲全体で揺らぎならうつろいでいるのがこのビールとも合うかなと。

Great Day / Belgian Style Strong Blonde
Malts : Pilsen, Carabelge, wheat malt, Abbey
Hops : Aurora, Kolibri, Saaz, Mandarina Bavaria
Other : Sugar
Yeast : WY-3522 Belgian Ardennes
ABV : 7.5%
IBU : 28
FG : 1.010

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