U.N.K.U.T / アンカット

有頂天醸造 / WU-CHAW TENG BREW
スタイルラガー - Kellerbier / ケラービア
ABV4.9%
IBU21.0

0.0☆☆☆☆☆

液中にイーストを残して薄らと濁った淡色ラガー。南ドイツの淡色ラガーをベースにホップの香りを少し強調。ハーバル、シトラスなニュアンスも。モルトの風味も豊かにイースト由来の柔らかい口当たり。通常のラガーよりも若い状態故のフレッシュさを感じます。

大阪は天六のtorneさん、東京は代官山のWYTHE TOKYOさんの3社コラボで仕込んだKellerbierです。

Kellerbierはドイツのフランケン地方を発祥とする無濾過のラガーです。
地下室や貯蔵庫を意味するKellerに置かれ、貯蔵樽や貯蔵タンクから直接サービングされた事を由来としています。
ベースとなるビアスタイルは様々でヘレスやピルスだったり色々です。
無濾過、非加熱が大きな要素ですが、うちを含む多くのブルワリーは濾過器や熱処理の設備を持たないのでそもそもどのビールもその条件を満たすので、敢えてKellerbierとする意味をどう出すのかが悩みどころでした。
そこで
①うちでは基本的に1-2ヶ月のラガーリングを行うのですが今回は熟成タンクに移送後、注文毎にケグ詰めしてして当日出荷翌日からサービングとしています。
②熟成タンクの温度を通常氷点下に設定しているものを4℃設定と少し高めにして地下貯蔵庫的な温度に近くしています。
③カーボネーションは通常よりも控えめでナチュラルカーボネーションで仕上げています。
④有頂天醸造のタップルームでは貯蔵タンクのサンプルコックで直接サービングを行います。
上記4ポイントでケラーらしさを感じてもらえたらなと。
最終的にしっかりとラガーリングを終えたものは数は多くないですがリリース予定です。
ケラーを感じる飲み方ができるのはtorne(大阪天六)、WYTHE TOKYO(東京代官山)、有頂天醸造タップルームのみとなりますので是非どうぞ!

今回のビール名U.N.K..U.TはMONJUのEPの中の1曲からです。
UNKUT=UNCUTで意味は無加工、無修正
無濾過、非加熱、無調整の無修正なKellerbierにピッタリかなと。
仕込み前日にtorneの宇佐美さんと好きな曲をポンポンと投げ合って「Dogear Records 良いよね」「MONJUカッコいいですよね」って感じで曲流していって意味合い的にもこれが合うねって感じで決まりました。すごく楽しかったです!

Torne @torne
大阪・天六、路地の奥にある小さなクラフトビールバー。
最大12TAPから、Lager、Bitter、Saisonなどクラシックなスタイルを軸に、国内外のビールを独自にセレクト。

ビールとフード、音楽、アート、そして人との会話。
音とカルチャーが交差する、天満の裏道の酒場です。

WYTHE TOKYO @wythe
代官山にあるビール屋です。

U.N.K.U.T / Kellerbier
Malts : Barke Pilsner, Pilsen, Munich I
Hops : Tettnang
Yeast : WY2352 Munich Lager ll
ABV : 4.9%
IBU : 21
FG : 1.010

マッシング工程はHockkurzというマッシングを採用しています。
細かい説明はまたそれのみピックして投稿しようかなと。
ザックリと言えばダブルデコクションとほぼ同じですが、マッシングのスタート温度がちょっと高めで糖化温度帯で2度のデコクションを行います。モルトの風味をしっかりと出すための選択肢で考えました。

ホップは今回はTettnangのシングルでビタリングからアロマまで使用しています。
ハーバル、スパイシーな香りと薄らとした柑橘様な香りが余韻に漂います。
ヘレスとしてはホップの香りが強いかなとも思いますが長期ラガーリングではないケラーのフレッシュさでTettnangの爽やかが感じられると良いなと、ホップのアロマはヘレス以上ピルスナー未満といったバランスです。

イーストはWY2352 Munich Lager ll を使用しました。ミュンヘンのヘレスやケラーが有名な歴史的ブルワリー由来のイーストです。発酵由来の香りは控えめでモルトの風味がしっかりと感じられる発酵キャラクターです。使うのは今回で2バッチ目、まだまだ発酵工程のクセが掴みきれていない中ですが今回である程度分かった様な気がします。

水質に関してはphの調整以外は無調整の軟水仕上げです。

モルトはメインにBarke Pilsner とベルギー産のピルスナーモルトを使用して、Munich I でモルトの厚みとカラーを調整しました。
Barke Pilsnerはドイツの歴史的な二条大麦で通常のピルスナーモルトよりもしっかりとしたモルトの風味が特徴で、特にモルティーなラガーのベースに向くと言われています。現在のピルスナーモルトの方が収量や病害への耐性が強く効率が良いのですが、風味の豊かさがBarke が強みです。
torneの宇佐美さんが以前門司港ビールさんとヘレスを作った際に使用してかなりしっかりとしたモルトの風味だったとの事で今回はベルギー産のピルスナーモルトも使用する事にしました。
ベルギー産のピルスナーモルトを選択した理由としては今回のビアスタイルを決める際にtorneさん、WYTHEさん共にLost & GroundedのKellerpilsが良かったとの事でそのモルトビルを参考にしました。ベルギー産のピルスナーモルトの素朴なモルト感はBarkeのキャラクターを感じるためのペアには良いなと思っていたので良い塩梅になっているかなと。
Munich I はカラーの調整とtoffeeなモルトの下支えに少量使用しています。

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WYTHE TOKYO / ワイス トーキョー
https://my-beers.com/bars/2435
torne / トーン
https://my-beers.com/bars/1872

ブルワリー

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