Hop Filament - Citra - / ホップフィラメント シトラ

Kunitachi Brewery (くにぶる) / クニタチ ブルワリー
スタイルIPA - IPA (Indian Pale Ale) / アイピーエー
ABV6.0%
IBU38.4

4.2★★★★☆

【みずみずしいシトラス感、白ぶどう、カシス、パッションフルーツ!】
一つのホップで風味付けをし、その個性を楽しんでもらうシリーズ。ついに始めることができました。第一弾はアメリカ産ホップのCitra / シトラ。2008年に発売されて以来多くの人に愛され続け、今では不動の人気を築き上げた品種です。
今回は、そのシトラという名前の由来でもある爽やかな柑橘感を引き出すため、香気成分の3MH抽出を意識しつつ、トロピカルなフレイバーの余韻も楽しめる仕上がりを狙ってホップスケジュールを調整しました。
アタックにはグレープフルーツやライムなどの清涼な柑橘系を感じさせるアロマ。その背景に白ぶどうやカシス様の甘い香りも感じられま す。フレイバーもアロマの印象に近く、余韻にパッションフルーツのようなほのかな酸味と甘い印象が残ります。余韻の甘い印象はあくまで香り由来のもの。副原料として使用しているグラニュー糖は、飲み口軽快なスッキリとした仕上がりと、酵母由来の香りを少しだけ豊かにするための工夫です。
くにぶるでは国内外の論文を初め、Institute of Brewing & DistillingやBSGなど海外の先端を行く情報源にも積極的に目を通し、比較的新しい考え方を取り入れるよう心がけ、それは仕込設備とレシピ制作に落とし込んでいます。そして原材料の持つ可能性を活かすことを常に意識し、最小限の量で最大の効果を発揮することを目指しています。今回もドライホップで一度に投入するホップ量やその方法について工夫し、少量ながらも納得の行く結果を出せました。
きれいな仕上がりだと自信を持ってオススメできる一杯です!
(醸造長 斯波克幸)
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profile ※醸造士が感じた要素の強い順に記載しています。
香り - グレープフルーツ、ライム、白ブドウ、カシス
味わい - グレープフルーツ、ライム、白ブドウ、カシス、パッションフルーツ
苦味 - 心地良い苦味
口当たり - スッキリとした軽快な飲み心地
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CITRA
Aroma/Flavor: Strong citrus, fruity
Total Oil: 2.2-2.8ml/100g
Born in America
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Hop Filament - Citra -
ホップフィラメント - シトラ -
Single Hop IPA
シングルホップ アイピーエー
No. 1 ABV 6.0% IBU 38.4 SRM 3.5

materials / 原材料
酵母
 BRY-97 Lallemand Austria
麦芽 / 穀物類
 Pilsner IREKS German
 Pale Ale IREKS German
 Sour Malt(pH調整) IREKS German
 Rice Hull / 籾殻 株式会社アスク 山形県
ホップ
 Citra Yakima Chief America
副原料
 Granulated Suger
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毬花の光源
きらめいて
幻灯緑酒の
世が始まる
振動は共鳴する
感動は伝播する
エーテルとアストラル
ルプリンの交流電流が
心の花糸に火種を灯す

Hop Filament - Citra - take.2

Single Hop Raw IPA

ABV
7.5 %
/
SRM
3.7
/
FG
1.007
/
醸造士
斯波 克幸 / SHIBA Katsuyuki also know as SHIWA
一つのホップの個性や特徴を楽しんでもらうシリーズ、Citraの2回目です。

前回はクリーンでバランスを重視した仕上げでしたが、今回は真逆の方向性で高いアルコール度数とRaw Ale製法で仕込むことで飲みごたえを重視する設計にしました。

take.1はこちら↓
Hop Filamnet -Citra- Take.1

アタックアロマはパッションフルーツ香に続いて、オレンジ、ライム、ミカン、グレープフルーツなど、Citraの名前をあらわすような柑橘香が折り重なって香ります。

フレイバーもパッションフルーツから始まり、アロマと同じで様々な柑橘類と甘みが続きますが、アロマよりもフレイバーに強度を感じるかも知れません。余韻には甘やかなフルーツ感と白ブドウ、Raw Aleならではの穀物感と小麦由来の白パンらしさが並立しています。

柑橘香の強さは麦芽由来の成分も関係していますが、こうした傾向は煮沸を行わないRaw Aleではより強くあらわれます。

最終比重は1.007で残糖的にはドライな仕上りですが、タンパク質由来の滑らかさが重さは感じさせない飲みやすい仕上りです。

なお、このビールも前回のHop Filament - Centennial -と同様に、IPAをつくる上では最早当たり前とされている技法のドライホップをしていません。

DDH(ダブルドライホップ)やTDH(トリプルドライホップ)、最近ではQDH(クアドラプルドライホップ)など、ドライホップの回数とホップの使用量を増やすことが注目され続けています。ドライホップを行うとそのホップカスをビールごと捨てなければいけないため、ホップを入れる量が増えれば増えるほど捨てなければならないビールの量も増えていきます。

このロスを減らすためメーカーでは様々な製品の開発も進んできていますが、KUNITACHI BREWERYでは当然ドライホップを否定するものではありませんし、新しい製品は取り入れて行きますが、Raw Ale製法を含めた別の方向性による香りの引き出し方と原材料のポテンシャルを活かす方法を追求していきます。
穀物類 / Grain & Other fermentable
原料 メーカー 原産国
Pilsner Malt IREKS German
Wheat Malt Light IREKS German
ホップ / Hops
原料 メーカー 原産国
Citra Yakima Chief US
その他副原料 / Other
原料 メーカー 原産国
酵母 / Yeast
原料 メーカー 原産国
Lutra Kveik Omega Yeast US

ブルワリー

Kunitachi Brewery (くにぶる) / クニタチ ブルワリー
東京都国立市東3-17-28草舎ビル

最新のレビュー

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シトラがスパッと香ります。味わいはドライかも

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グレフルみかんフルーティ、心地よい麦感と苦味、ややスムースな舌ざわりほんのり甘いあと味も。ヘイジーさは全然なくスッキリ。軽すぎずなボディ。さわやかなやさしいIPA。うまし。

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