Java Finch / ジャワフィンチ
Inkhorn Brewing / インクホーン ブルーイングスタイル | IPA - West Coast IPA / ウエストコーストIPA |
ABV | 7.0% |
IBU | - |
クリアでドライなIPAだけど小麦由来の柔らかさとホップ由来の華やかさを楽しめるビール。
2024年最後のJava Finchには新しくKrushがドライホップに加わりました。
2025年からのJava Finchは大きくレシピを変更していく予定なので2023年からあるこのビールっぽさは今回で飲み納めになるかも…?
Krushが加わった事によってベースにあるオレンジっぽさやパッションフルーツやライチのようなフルーティさが増していますがGalaxyやChinook由来のフローラル、パイニーといった懐かしい感じも一緒に楽しんでもらえるのでは。
Java Finchは醸造開始当初からオールドスクールなIPAのニュアンスを残した色味の明るいIPAをコンセプトとしていたのですが、クリアなIPAを作っていく上で、West Coast IPA、Cold IPA、California IPAなど細分化されていっているスタイルの発展を考えて今後は中間的なわかりにくい要素を削ぎ落としていく作業に入ろうかなって2025年の方向性をなんとなく考えてます。
「Java Finch 2024」
Style: West Coast IPA
Abv. : 7.0%
Grains: Extra Pils, Wheat
Hops: Citra, Citra Cryo, Krush LUPOMAX, Mosaic Cryo, Chinook Incognito, Galaxy
Yeast: WLP001
Others: —
--
メロン、ピンクグレープフルーツ、パッションフルーツのようなフルーツ感に少し強めにパイニー(松の樹脂のような)な感じが楽しめる仕上がり。
小麦が少しの柔らかさとボディ感を出してバランスをとってくれてますがドライで苦味も強め。
今回のバッチはファーストバッチのJava Finchに近い仕上がりになっていて個人的にはかなりのお気に入り。
似た品質のロットの原料が調達できる間はこのバッチをベースにJava Finchを今後も醸造してこうかなぐらいに思ってます。
「Java Finch」
Style: West Coast IPA
Abv. : 7.0%Grains: Extra Pilsner, Wheat
Hops: Galaxy, Citra, HBC 638, Mosaic
Yeast: WLP001
Other Ingredients:—
2024年9月リリース
--
醸造開始3周年を記念して作ったいつもと少し違う準定番ビール。
Java Finchとしてリリースされてきた中でも個人的に好きだったJava Finch 2023 #3 のレシピをベースに作りました。
3周年記念のMejiroもこのバッチも偶然バッチ番号に#3が入ってましたが本当に偶然でこの文章書いてる今気がつきました。
Inkhorn BrewingではWest Coast IPAの準定番商品が2種類あり、BunchoとJava Finchは同じスタイルで造りも近い中で違いを楽しんでもらいたいという事からJava FinchにはあえてMosaicをそんなに多く使わないようにしているのですが、今回はこの2種類準定番ビールの中間のような仕上がりを目指しました。
パッションフルーツ、ピンクグレープフルーツ、樹脂っぽいパイニーな感じ、柑橘の花のようなフローラルな感じを軽めのボディとそこそこの苦味と共に楽しんでもらえる仕上がりになったかと。
「Java Finch 3rd anniversary ver」
Style: West Coast IPA
Abv. : 7.0%
Grains: Extra Pilsner, Spelt Malt
Hops: Citra, Mosaic, Chinook, Galaxy
Other ingredients: —
Yeast: Nova Lager
---
パイナップル、パパイヤ、パイナップルミント、ライチのようなアロマとフレーバー。
最近のJava FinchではNectaronを使っていましたが、グラッシーな印象が強かったためGalaxyに戻したら謎の安心感のある味に仕上がりました。
ラガー系酵母でもエール酵母の特徴をもったNova Lagerで発酵させたのでドライとフルーティのバランスが良いクリアなIPAになったかなと思ってます。
Java Finch 2024 #3
Style: West Coast IPA
Abv. : 7.0%
Grains: Extra Pilsner, Extra Pale Ale
Hops: Galaxy, Citra, Centennial, Strata
Other ingredients: —
Yeast: Nova Lager
--
蜜柑っぽいさらっとしたオレンジのような爽やかさに橙のような苦さとフルーティさが合わさった柑橘感を楽しめる仕上がりになりました。
ドイツ系のラガー酵母を使う予定であったためNova Lagerやエール酵母を使うよりもダンクな感じが抑えられそうな感じがしたのでホップの組み合わせを調整したところ、ダンク、オレンジ、まろやかな苦味といったコンセプト通りのアロマとフレーバーが再現できてます。
ダンク感が今回はPungentといった表現の方が合っていると思うぐらいそっち方面のキャラクターに振れているのでは。
シャープな苦味よりもじんわりと広がる苦味とそこに至るまでのアアロマとフレーバーを大事にしたかったので今までよりも多くのホップの品種を使っている感じがしますが飲んでみるとJava Finchらしさは残せていると思ってます。
「Java Finch 2024 #2」
Style: West Coast IPA
Abv. : 7.0%
Grains: Extra Pilsner, Wheat Malt
Hops: Citra, Nectaron, Idaho 7, Strata, Mosaic
Other ingredients: —
Yeast: German Lager I
--
2024年のJava Finchはレモンや蜜柑のような柑橘感が強めに出ていて、樹脂っぽいオイリーさとダンクな草っぽさが苦味とほとんど同じタイミングで楽しめます。
2023年後半にリリースしたSilvereyeの時から2023年収穫のGalaxyに扱いにくさを感じてしまっているためメインのドライホップがNectaronに変更となったのが大きな変化です。
それによってパイニーさが少し減って2023 verよりも少しキャッチーな印象が出ましたがCitraメインのクリアなIPAという部分でJava Finchらしさもあり以前のバッチを知っている人でも違和感なく楽しんでもらえるのでは。
Galaxyは大好きなホップの一つなので今後も組み合わせの中で使っていく考えはありますが、しばらく様子を見ながら調節していく予定です。
「Java Finch 2024」
Style: West Coast IPA
Abv. 7.0%
Malt: Extra Pilsner, Pilsner, Wheat Malt
Hops: Simcoe, Centennial, Citra, Citra Incognito, Citra Cryo, Nectaron
Other ingredients: —
Yeast: Nova Lager
-----
2023年のJava Finchはこれまでラガー酵母を使ってきましたが昔から好きなWhite Labs社のWLP 001が乾燥酵母になったと聞いて早速Java Finchでも試してみたくなり、Flycatcherに続いてドライのCalifornia Ale酵母での醸造となりました。
酵母投入時の温度はエールにしてはかなり低めにしましたが発酵3日目ぐらいから高めになって普段あんまりやらない事やった割に良いところに落ち着いてくれたのはこの酵母が優秀だからだと思ってます。
ちょっと暗めの湿った草っぽいダンクな香りから入って、グレープフルーツ、マンゴー、パイナップル、後味にメロンを思わせる明るいテイストで、明け方に文鳥がケージの中で羽繕いしてる音が聞こえてる感じの仕上がり。
リリースしてすぐのフレッシュな間はCitra由来と思われるメロンっぽいフレーバーが他より強めに楽しめる仕上がりとなっていて、時間が経って色々と落ち着いてくると柑橘香とかフローラルな感じもわかるようになるかなって勝手な予測たててます。
「Java Finch 2023 #4」
Style: West Coast IPA
Abv. 7.0%
Malt: Extra Pilsner, Pilsner, Extra Pale Ale
Hops: Citra, Nelson Sauvin, Strata CGX, Mosaic Incognito, Centennial Incignito, Citra Cryo, Galaxy
Other ingredients: —
Yeast: WLP 001 California Ale Yeast (Dry)
2023年10月リリース
---
今回のJava Finchは2年前のInkhorn Brewingファーストバッチに近い仕上がりを意識してのつくり。時期的にちょうど2年前の2021年4月にファーストバッチの仕込みをしていてGW明けぐらいのリリースを目指していた所に飲食店でのアルコール類提供禁止があったことなど、飲みながら色々と思い出す事が多くありました。
実際のファーストバッチのリリースは、IPAなのにしっかりとタンクでラガーリングされてリリース予定日から6-7週間遅れての6月21日となりましたが、今回は出来たての状態から楽しめます!
Chinook由来のパイニーさ、Galaxy, Citra, Chinookが合わさったレモンのような柑橘香、Galaxy, Citra由来のパッションフルーツのようなフルーティさにドライな飲み口からIdaho 7由来のちょっと青っぽいダンク感とほぼ同じタイミングでくる最後の苦味まで、気温が上がってきた時に飲みたくなる西海岸系のIPAに仕上がったと思ってます。
「Java Finch 2023 #2」
Style: West Coast IPA
Abv.: 7.0%
Malt: Simpsons Extra Pale Ale, Ireks Pilsner, Golden Promise, Weyermann Premium Pilsner, Rahr 2-row, Dextrin Malt
Mash hop(s): —
Kettle hop(s): Indie Hops Cascade
Whirlpool hop(s): YCH Idaho 7
Hopback: Citra Incognito, Chinook Incognito
Dry-hop(s): Citra Cryo, Galaxy
Other ingredients: —
Yeast: Nova Lager
2023年4月リリース
--
Java Finchが2023年仕様になって帰ってきました。前回から色味が少し明るくなり、オーツの量を大部分スペルトモルトに置き換えたことにより、文鳥の丸味のあるフォルムを想起するまろやかな感じがシルキーな雰囲気に変わって、換羽を終えたばかりの文鳥のツヤツヤな羽っぽさが出ています。2022 ver.にはドライホップで入っていたIdaho 7をワールプールに置き換えてみましたが相変わらずのダンク感ははっきりとあり、パイニー、パッションフルーツ、甘い柑橘香などのJava Finch的要素はしっかりと残ってます。酵母をメキシカンラガー酵母でのエール温度帯発酵に変更した事により、ドライさが増してドリンカビリティが上がったのではないかなって思ってます。
「Java Finch 2023」
STYLE : West Coast IPA
ABV : 7.0%
Malt: Extra Pale Ale, Golden Promise, Spelt Malt, Dextrin Malt, Golden Naked Oats
Mash hop(s): —
Kettle hop(s): Citra
Whirlpool hop(s): Idaho 7
Hopback: Citra Incognito
Dry-hop(s): Galaxy, Citra Cryo
Other ingredients: —
Yeast: Mexican Lager Yeast
2023年2月リリース
--
2021年6月にリリースしたJava Finchとは造りが全く違うものでアルコール度数や苦味の強度、飲み口、色味など全て違っているので別のビールですが、今後Java Finchのベースをこちらにして定番化を試みています。クラシカルなWest Coast IPAのシャープなニュアンスを文鳥のフォルムのように丸く優しい感じにしつつ、実は気性の荒い文鳥の性格のような苦味で最後をまとめる構成となってます。
オレンジよりの柑橘、パイニー、パッションフルーツ、ダンクな感じが出ていて西海岸よりなのにちょっと柔らかいニュアンスを持たせたIPAを楽しんでもらえたらと思ってます。
「Java Finch」
Style : West Coast IPA
ABV : 7.0%
Malt: Extra Pale Ale, Golden Promise, Dextrin Malt, Oat Malt
Mash hop(s): Citra
Kettle hop(s): —
Whirlpool hop(s): Citra Incognito, Citra Cryo
Dry-hop(s): Galaxy, Citra Cryo, Idaho 7
2022年11月リリース
--
Inkhorn Brewingの記念すべきファーストバッチ。 パッションフルーツ、マンゴー、パイナップルなどのトロピカルフルーツ系の香りにピンクグレープフルーツやレモンのようなニュアンス。West Coast IPAだが苦味控えめ、ドリンカブルな仕上がりになりました。
First batch to be released from Inkhorn Brewing. Aroma and flavor profile: Passion fruit, Mango, Pineapple, Lemon zest, Grapefruit, and Pine. Bright, crisp, and refreshing. Slightly less bitter, and slightly more drinkable compared to a classic West Coast style.
「Java Finch」
Style : WEST COAST IPA
ABV : 6%
Malt : Pilsner, Vienna, Carapils, Honey Malt, Wheat Malt
Kettle Hop : Michigan Centennial
Whirlpool Hop : Michigan Chinook
Dry-hop : Galaxy, Citra
2021年6月リリース
最新のレビュー
ブルワリー Inkhorn Brewing / インクホーン ブルーイング
東京都豊島区目白2-2-2
このブルワリーの他のビール
関連するビール
Dank Juicy Nugs / ダンク ジューシーナッグス
Wild Barrel Brewing / ワイルドバレル
シャルドネエール / Chardonnay Ale
城山ブルワリー / Shiroyama Brewery
ALL THAT AND THEN SOME / オールザットアンドゼンサム
Strathcona Beer Company / ストラスコナ
2021 Fresh HOP MEISTER -green-
丹後王国ブルワリー / TANGO KINGDOM Beer
穣 / minori yutaka
月と太陽BREWING
生ホップHazyIPA
Golden Rabbit Beer / ゴールデンラビットビール
IBUKI生ホップ IPA
南横浜ビール研究所
帆 - sail - / セイル
3rd Barrel Brewery / サードバレルブリュワリー
Tank Girl / タンク ガール
Yellow Beer Works / イエロービアーワークス
HOKAZE -帆風-
KYOTO NUDE BREWERY / キョートヌードブルワリー
おすすめのビール
Chocolate Summer Ale with Kawachi Bankan / チョコレートサマーエール
DD4D BREWING / ディディフォーディブルーイング
BRIGHT DAYS / ブライトデイズ
AJB (Anglo Japanese Brewing) / アングロ ジャパニーズ ブリューイング
ピロズドリーム / Piro's Dream
AJB (Anglo Japanese Brewing) / アングロ ジャパニーズ ブリューイング
Belgian Wit with Coriander / ベルジャンウィット w/ コリアンダー
Yorocco Beer / ヨロッコビール
峠越え / Touge Goe
AJB (Anglo Japanese Brewing) / アングロ ジャパニーズ ブリューイング
Moon Rabbit #2 Session White IPA / ムーンラビット セッションホワイトIPA
TWO RABBITS BREWING / ツーラビッツブルーイング
1BU / ワンビーユー
carbon brews / カーボンブリュース
A Malty Thing / ア モルティシングス
CRAFTROCK BREWING / クラフトロックブルーイング
グレープフルーツ ペールエール / Grapefruits Pale Ale
伊勢角屋麦酒 / ISE KADOYA BREWERY
Save Centennial!!! West Coast IPA / セーブ センテニアル!!! ウェストコーストIPA
伊勢角屋麦酒 / ISE KADOYA BREWERY