Flycatcher / フライキャッチャー

Inkhorn Brewing / インクホーン ブルーイング
スタイルIPA - West Coast IPA / ウエストコーストIPA
ABV7.0%
IBU-

4.0★★★★☆

ブルワーHayatoがレシピを書いたビール、Flycatcherの2バッチ目。
ホップは西海岸系のIPAでは定番の組み合わせであるMosaic, Simcoe, Citra。
ライチ、ピンクグレープフルーツ、パイニーといったアロマとフレーバーを感じると同時に、
柑橘系のアルベド(白い筋の部分)のような青いフレーバーとシャープな苦味も。
Citraの主張は控えめで、Inkhornではメインに使わないSimcoeのキャラクターがハッキリ出ているので、Inkhornっぽさを感じつつも新たな風も感じられるようなバランスの仕上がりを楽しんでいただきたいです。
前回からアップデートした部分は、フレーバーの複雑さとビタネス(苦味)。ホップの構成は大きく変わっていませんが、ホットサイドでのホッピングと水質、酸を微調整することで、フレーバーのレイヤーを何層にも重なり複雑な味を出すことを目指しました。
ビール名の由来は三光鳥。
鳴き方に3つの光(月、日、星)が入ることからこの名前がつけられたとか。
今回使用したのはIPAでは定番とされる3種類のホップ。
聞き慣れたホップですが、少しのバランスの変化で出てほしいキャラクターが出たり、落ち着いてしまったり。
前回バッチを覚えてる人は比較して飲んでもらえたら嬉しいです。

「Flycatcher #2」
Style: West Coast IPA
Abv. : 7.0%
Grains: Extra Pilsner, Carafa Special III
Hops: Simcoe, Simcoe Cryo, Mosaic, Mosaic Cryo, Citra Incognito
Other ingredients: Sugar
Yeast: WLP001

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このバッチはInkhorn Brewingでは初の試みでヘッドブルワーのShun以外のブルワーが考案したビールを作りました。以下、担当ブルワー、Hayatoのコメントです。
2023年5月に西海岸(San Diego, San Francisco, Santa Rosa, Anaheim, Los Angeles)を回った中で自分なりに作りたいビールを解釈してレシピを考えました。
ホップはモダンIPAでは王道のCitra, Mosaic, Simcoeの3種類の組み合わせ。Chico Yeast 由来のフルーティーなニュアンスがホップのキャラクターをマスキングしないように、低温でのピッチ&主発酵を行いました。
Carafa Special IIIはSan Diego滞在中、毎日通ったBreweryのグリストを参考に、0.2%使用しました。
アロマはマンゴー、チェリー系の酸味を伴ったストーンフルーツ、オレンジ系の柑橘香でフレーバーにはMosaic由来のパパイヤやベリー系のフルーティーなバランスの中にピーチ系の優しいニュアンスを感じます。
モルトのキャラクター、苦味共に比較的控えめな作りなので、軽くてウォータリーなマウスフィールで3種類のホップキャラクターが楽しめると思います。
ビール名の由来はヒタキ科の「三光鳥」
鳴き声が特徴的なので調べてみて下さい。

「Flycatcher」
Style: West Coast IPA
Abv. 7.0%
Malt: Extra Pilsner, Carafa Special III
Hops: Simcoe, Citra, Simcoe Cryo, Mosaic Cryo, Citra Incignito, Mosaic Incognito,Mosaic
Other ingredients: Cane Suger
Yeast: WLP 001 California Ale Yeast (Dry)

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