タイショーラガー

スタイル	ラガー - Lager / ラガー
ABV	5.5%
IBU	-

0.0☆☆☆☆☆

茅ヶ崎の焼き鳥屋「とり介」の20周年を記念したビール。名物料理の焼きおにぎり!?を隠し味に使ったラガースタイルで、ほんのりと香ばしさがありながら、キレのある苦味も楽しめる芳醇な仕上がりとなりました。
Illustrated by Uno Yoshihiko ( @unoyoshihiko )
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—memo—
茅ヶ崎の焼き鳥屋「とり介」( @torisuke.minamiguti )の20周年を記念したビールができました！
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20年前というと僕はまだ12歳、居酒屋でアフターファイブを過ごした思い出がまだ無い頃です。
茅ヶ崎は小さな居酒屋がとても多く、飲食するのに事欠かないのですが、とり介ができたばかりの頃はまだそれほどでもなく、小さな酒場やスナックなどがちらほらある程度だったとか。そんな時代から、場所も変えず、スタイルも変えず、20年間日々の営業を続けているというのは、本当にすごいことだと思います。
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大人になってからは、近くでバイトをしていたのもあって、何かと焼き鳥を食べに行くように。パシフィックができてからは、缶ビールも置いてもらっていて、居心地の良い座敷とかもあるので、今でもしょっちゅう飲みに行く大好きなお店です。
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とり介の魅力は、新しさでも古さでも無く、かといって退屈なことなんて全然ない、とてもいい意味での、"ちょうどいい"空気感なのかなと。"ちょうどいい"というのは、実に難しいのですが、この独特の安心感というのを味わいたくて、僕はこの店を選ぶのかもしれません。当然、焼き鳥もおつまみも酒の品揃えも最高な訳で。僕のお気に入りはももニンニクのタレに、鹿児島の芋焼酎をあわせること。夏はソーダ割り、冬はお湯割り。これだけで、何杯だっていけてしまう魅力があるのです。
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そんなとり介の大将から20周年を記念したビールをつくりたいと相談いただき早速打ち合わせを。（もちろん、焼き鳥を食べながら！）
居酒屋らしく和の要素や、焼き鳥との相性など、色々と考えた末にたどり着いたのは、焼き鳥屋と言えば！の焼きおにぎりを使うことに。
一見、奇抜なアイデアにもみえますが、お米はドライな後味を表現してくれるし、焼かれたおにぎりの表面は、焙煎麦芽のような役割を果たしてくれるはず、と理にかなった方法でもあるのです。
そんなこんなで、朝早くから大将にブルワリーまで足を運んでもらい一緒におにぎりを握るところから仕込みがスタートしました。全部で40合を超えるお米を炊き、2時間ほどかけて焼きおにぎりをつくり続けました。香ばしいかおりは食欲をそそるもので、ビールにしてしまうのは勿体無い！？ほどでしたね。
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仕上がりですが、麦芽からなるやや甘みをもったクリスピーな味わいでありながら、シャープな苦味とドライさからさっぱりとした印象も。焼きおにぎりらしく、優しく鼻に抜ける香ばしさも感じられます。全体に柔らかく厚みがありながらも、芯はしっかりとした一杯になったかと思います。
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20年変わらずに、どんと構えながらも、来た人を包みこむようなお店。そんな「とり介」の節目にぴったりのビールになりました。
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We're excited to present a special beer commemorating the 20th anniversary of Torisuke, a beloved yakitori restaurant in Chigasaki!
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Maintaining the same welcoming atmosphere for two decades, Torisuke has become one of our favorite spots (they even stock Passific's cans!). When approached about creating an anniversary beer, we landed on an unique idea: incorporating yaki-onigiri, a yakitori restaurant staple. The rice helps create a dry finish, while its charred surface contributes roasted notes similar to malted barley.
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The result is a beer with crisp maltiness and gentle sweetness, balanced by sharp bitterness and a dry finish. It carries subtle notes of grilled rice, creating a soft yet structured character - a fitting tribute to Torisuke's 20 years of consistent excellence.
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(Translated by Claude)