ぼくぼっく / BOKU BOCK

京都醸造 / KYOTO BREWING CO.
スタイルWheat / ウィート - Weizenbock / ヴァイツェンボック
ABV8.5%
IBU20.0

0.0☆☆☆☆☆

小麦たっぷりのモルトブレンドと滋賀県産カスケードホップの魅力を詰め込んだヴァイツェンボック

【味わいの特徴】
小麦をたくさん使用したモルトの味わいを最大限に引き出したヴァイツェンボックは、ドイツらしいヘーフェヴァイツェン酵母で発酵させた小麦ビール。フレーバーとアロマの奥行きを大切にしながらも、飲みやすさを重視した設計となっているため、アルコール度数はやや高めながらも、けっして重たすぎず、気軽に楽しめるような仕上がりです。

【相性の良い食事】
よく焼いたジャガイモのバターソテー、鶏肉とカシューナッツのテリーヌ、スモークしたニシンのサラダ仕立て

【名前の由来】
ドイツ語で「ヤギ」を意味するBockは、なぜハイアルのラガーのスタイル名になったのか。元々ドイツの中央部にある街、アインベックで14世紀から造られているビールで、17世紀ごろに南ドイツから移り住んだ醸造家たちが、今のボックのようなスタイルに改良をしたそうだ。そして彼らの南ドイツのアクセントでアインベックの発音が「ヤギ」という意味のアインボック(ein Bock)と聞こえるからボックになったという話。

【醸造家の声】
このボックは、滋賀県で創業したFlora Fermentationとのコラボレーションで造りました。Floraの醸造者であり共同創業者であるカイ(Kai Neubauer) は、つい最近まで私たちの醸造チームの一員であり、またそれ以前はカナダの有名な醸造所Steel and Oakで醸造に携わっていました。

Steel and Oakは、クラシックなビアスタイルを得意とする醸造所として知られいて、そこで経験を積んだカイは特にドイツスタイルに精通しています。そこでカイからのアイデアもありドイツの小麦ビールのひとつ、ヴァイツェンボック(Weizenbock)を醸造することにしました。

ヴァイツェンボックは、小麦をたくさん使用したモルトの味わいを最大限に引き出したビールで、ドイツらしいヘーフェヴァイツェン酵母で発酵させます。ベースとなるモルトには、Golden Promiseを主体にライ麦、さらにクリスタルモルトと小麦モルトをブレンドし、キャラメルのような濃い色味とほのかな濁りを持たせた見た目にしました。

モルトの組み合わせにより、しっかりとしたボディとキャラメルやトフィーのような深い風味が生みだされ、それでも飲みやすさを持たせつつ、最後の余韻にほのかな甘みが残るように仕上げています。甘みといっても、もったりとさせないために、ドイツ産のテトナンガーホップと、Floraが栽培・生産した地元産のカスケードをブレンドして使いました。これにより、適度な苦味が加わり、ヘーフェヴァイツェン酵母由来のバナナやクローブのようなエステル香とうまく調和するフローラルで柑橘っぽい香りがもたらされました。

フレーバーとアロマの奥行きを大切にしながらも、飲みやすさを重視した設計となっているため、アルコール度数はやや高めながらも、けっして重たすぎず、気軽に楽しめるような仕上がりです。

また、幅広いスタイルの料理と相性が良く、食昼酒としてもぴったりです。気温の低い季節の夜を、時間を忘れて贅沢に締めくくるのにもこれ以上ないビールでしょう。

スタイル
ヴァイツェンボック
シリーズ
仲間
ABV
8.5%
IBU
20
ガスボリューム
2.7
モルト
Golden Promise, Red Rye Crystal Malt, Red X Malt, Light Wheat Malt
ホップ
Cascade(滋賀県産), Tettnanager
酵母
Hefeweizen
品目
ビール

ブルワリー

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