春月夜

karuizawa Q / カルイザワ キュー
スタイルIPA - Session IPA / セッションIPA
ABV5.0%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

「KOBE BEER JAMBOREE2025」限定醸造
KARAKURI × karuizawaQ コラボレーションビール!
グレープフルーツのような柑橘感とパイニーさ、ほのかに南国果実を思わせる華やかなアロマが絶妙にバランス。
スッキリとした飲み口ながらも、モルト由来のパンやナッツのような柔らかな風味が感じられるセッションIPA。
華やかさと軽快さを兼ね備えた心地よい味わいはどんなシーンにもマッチする1杯です。

商品名:春月夜
アルコール度数:5.0%
スタイル:Session IPA
IBU:38
HOPS:Nelson Sauvin、Simcoe、Citra、Citra CRYO

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造り手(ブルワリー)ではなく売り手(ビアバーやボトルショップ)が主役のビアフェス「KOBE BEER JAMBOREE」 @kobe_beer_jamboree 。
私も初開催の去年から気になっていたイベントだったのですが、今回このイベントで出すオリジナルビールを作りたいということでKARAKURI @karakuri.kanda さんにお話をいただきました。

KARAKURIさんは、karuizawaQが醸造を開始して1年目の2023年冬に発売した「月冴ゆる」という少しトロピカルなアクセントを加えたウエストコーストIPAを気に入ってくださっていて、それをイメージしたセッションIPAがいいというリクエストをいただきました。
コラボレーションビールというと結構フルーツやスパイスなどの副原料を使ったものが多いので、少し意外だったのですが、「素のkaruizawaQをみんなに知ってもらいたいから副原料は使わないビアスタイルにしたい」ということで、なんだかいつも以上に身が引き締まりました!

今回はその「月冴ゆる」と同じホップの組み合わせを用いて、セッションIPAとしてモルト構成や水質調整等のレシピを練り直しました。
ホップの組み合わせは「月冴ゆる」同じですがアロマがよりきれいにのるようホップのロットをチョイスし、それぞれの使用割合も再考することにより、柑橘、松、トロピカルと華やかで奥行きのあるホップ香を引き出しました。
セッションIPAのような低アルコールだけどホップの効いているビールはボディのバランスが難しいので今回はそれも注意して作りました。
軽さを出しながらも水っぽくならないよう、今回はIPAにマッチするよう特別に作られたというIPAモルトをメインに使用してみました。
軽快な飲み口ではあるものの、モルト由来のパンやナッツのような風味がほのかに感じられ、ホップのジューシーさを引き立たせてくれるそんな絶妙なボディ感です。

セッションIPAは普段あまり作らないスタイルなのですが、私がビールを作る上でいつも意識している「飲み飽きず何杯もおかわりしたくなるようなビール」ど真ん中に仕上がりました。

凛とした澄み切った空気から少し暖かくなる春に向けての爽やかで優しいIPAということでKARAKURIさんから「春月夜」という素敵な名前もいただきました

KOBE BEER JAMBOREE2025はいよいよ明日から!
最初の1杯でも、飲み疲れた後の1杯でも、はたまたフードと一緒でも、1杯じゃなくて何杯も、いろんな楽しみ方ができるkaruizawaQらしいビールになってます。
POGO × KARAKURIブースで飲めますのでイベントに行く方はぜひ!(私も行きたい!)

行けない方はKARAKURI、GOOD AFTERNOON、その他一部店舗で見つけたらぜひ飲んでみてくださいね。

ブルワリー

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