Strawberry Letter 25 / ストロベリー レター 25

Mingel Farmhouse beer & bread / ミンゲル ファームハウスビア&ブレッド
スタイルIPA - Belgian IPA / ベルジャンIPA
ABV5.5%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

ひとみいちご農園で規格外となった「とちおとめ」を使用。ドライながらも奥行きには、麦の旨味を感じられるペールエールスタイル。飲み進めるごとに苺の繊細な香りとほのかな酸味が口内に重なっていく。

name : “Strawberry Letter 25”
style :”Belgian Pale Ale with Strawberry”
ABV : 5.5%
artwork by @shishiy
photo by @rbitou

ミンゲルの第三弾のビールは、栃木県の名産物と言えばの苺「とちおとめ」を使い醸造したべルジャンペールエール。

ドライ目なボディに、ペールエールの命題である麦の旨味を残しながら、抑え気味ではありますが、ベルジャン酵母由来の香りという土台を。

そこに、レイヤー的に苺の繊細な香りと、苺のもう一つの大切な味である、ほのかな酸味(のはずですが、近年の糖度の競争で蔑ろにされている気がして少し残念です。。酸味は旨味のポイントです!)を重ねていくように、醸造中に段階的にとちおとめを加えていきました。

苺の香りは繊細なので扱いがとても難しい印象なのですが、フルーツエールの感じになるのは個人的には苦手だったので、あくまでドライなペールエールというのを軸に、どのようなバランスで苺が関わってくると良いかを考えながら造りました。

苺は原料としてはコストがかさむものなので、ふんだんに贅沢に色々な工程において実験的に使えたのは、芳賀町で新規就農をしている「ひとみ苺農園」 @hitomi_strawberryfarm さんのお陰でした

規格外のものや、生産のローテーションでどうしても出荷が難しくなってしまった苺達をミンゲルで引き受けることにより、色々なアイデアが試せました。
お互いに年齢も近く、色々と話ができる良き友人でもあり、生産者の知識から、先ほどの苺の酸味の話なども色々と考えてくれてとても頼りになりました。また今後も一緒にチャレンジを
できたら良いなーと考えています

そして今回のナイスなアートワーク提供は、益子町観光大使でもあり、近年目覚ましい活躍のアーティストのシシヤマザキ @shishiy

シシちゃんとは、僕が東京にいた頃に、同じギャラリーで展示をしたことがあったりや、いわゆる昨今でいうと、界隈ってやつが近かったりもあり、
色々と共通の友人も多かったので、なんとなく知っている人でもあったのですが、まさか益子町で一緒になるとは思わず(面白いですね。縁ってのは)

繊細で、楽しく、ウイットに富む彼女とは、すぐにとてもいい友人関係になれて、彼女がミンゲルにもたらしてくれる縁にもいつも楽しませてもらったり助けてもらっています。
本当にいつもありがとうね

春らしい気候になってきて、ビールが美味しい季節となってきています。是非お試しください!

ビールネームはブラザーズ・ジョンソンの曲で、ブルースファンクの奇才ギタリスト、シューギ・オーティスの代表曲でもある「Strawberry Letter 23」から。

ブルワリー

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