Forest Echo IPA / フォレスト エコー IPA

ヤッホーブルーイング
スタイルIPA - IPA (Indian Pale Ale) / アイピーエー
ABV6.5%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

間伐材を活用したアップサイクルビール

長野県内企業「株式会社ヤソ」とコラボレーション
間伐材を活用したビールで長野県の森林について知るきっかけに
ヤッホーブルーイングは、クラフトビールを通じた多様な楽しさをより多くの方にお届けしたいという想いのもと、創業の地である長野県に根差した活動にも力を注いでいます。これまでも県内の企業様との協業やイベント等を通じて、地域の魅力発信に取り組んできました。今回は長野県を拠点に森林資源の利活用に取り組まれている、株式会社ヤソとコラボレーションし、森林保全で生まれる「間伐材」をアップサイクルしたクラフトビールを開発しました。間伐材を活用したクラフトビールを通じてクラフトビールの新たなバラエティや奥深さに触れていただくだけでなく、地元・長野県の自然の豊かさを知るきっかけづくりや森林を守るための活動に寄与できればと考えています。

国内の森林の現状
日本国土の約67%を占める森林のうち約40%が手つかずの人工林といわれています。森林は適切な手入れがなされなければ、その豊かな恵みを維持することはできず、洪水や土砂崩れ等の災害リスクを高めます。また、気温上昇や水質低下により建築資材や紙製品のような身近な製品価格が高騰する可能性もあります。しかし、日本の林業は採算が合わず、担い手不足も深刻化しています。経済的な理由から、森林の適切な手入れが放棄されているのが実情です。

株式会社ヤソの取り組み
株式会社ヤソは、長野県茅野市を拠点に地域の林業事業体と提携しながら森林資源の利活用に取り組んでいる企業です。間伐(※)等によって発生する、費用をかけて廃棄されるはずの大量の枝葉を利用し、日用品へと活用していくことで、森林価値を最大化し、自然と共生する未来を目指しています。森林価値を高めることにより、林業が抱えている「樹木需要の低下にともなう価格の低下」「労働条件・高齢化による担い手不足」「管理不足による里山の荒廃」等の問題の解決につなげていきます。
(※)森林の成長に応じて樹木の一部を伐採し、過密となった林内密度を調整する作業で、健全な森を育むために不可欠な作業です。

森の香りが感じられる大人な味わいのアップサイクルビール
長野県の森の間伐材(カラマツ・白樺・クロモジ)をチップ状に加工し、水蒸気蒸留で抽出した芳香蒸留水をビールに加えました。さらに、爽やかでジューシーな香りを表現するため、柚子の果皮の芳香蒸留水も加えました。ホップ由来の柑橘を思わせるフルーティーな香りと間伐材由来の木の香りが調和することで、まるで森の中にいるような清涼感のあるボタニカルな香りに仕上がりました。また、ラガー酵母を使用することで酵母が生成する香り(エステル)が穏やかになり、ボタニカルの香りが際立つ、すっきりとした飲み口となっています。森の香りが感じられる、1杯目におすすめの大人な味わいのクラフトビールです。

担当ブルワーコメント
長野の森を守るための活動の一部がこのビールに込められてます。どの樹木を使うか、どんな配合をするとホップの香りと合うかなど、何回も実験をしてブレンドを決めました!森林を感じつつ、ビールの面白さを味わいながら、今回コラボしたヤソさんの取り組みや、長野県の自然の豊かさを知るきっかけになってほしいと思います。

製品名     :Forest Echo IPA
原材料     :大麦麦芽、米、ホップ、カラマツ、シラカバ、クロモジ、柚子果皮
ビアスタイル  :Free-Style IPA
アルコール分  :6.5%

ブルワリー

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