Old World Warbler / オールドワールドワーブラー

Inkhorn Brewing / インクホーン ブルーイング
スタイルIPA - Hazy IPA / ヘイジーIPA
ABV7.0%
IBU-

4.1★★★★☆

少し前にNew World Warblerというビールをリリースしましたが、今回はOld World…趣旨としてはヨーロッパ、というかイギリスです。
イギリス産モルト、その中でも特にSimpsons Malt社のモルトは使える時はいつでも使いたいぐらい好きです。今回はそのSimpsons Malt社が作っているオーツモルトとマリスオッターだけで麦芽使用量の半分以上となったためOld World Warblerです。
このOld World Warblerっていうカテゴリーは鳥類カテゴリーの中でも、余りにも多くの鳥をとりあえずOld World Warblerにしとけ、ぐらいの勢いで分類していたため、全く遺伝的に近くもない鳥が同じカテゴリーに入り、分類するという目的すら果たせなくなり、カテゴリーの見直しと新しい鳥の分類が割と最近始まりました。
なんでもとりあえずIPAって言っとけ、みたいな最近のビール界の傾向に似ててとても興味を持ってしまいました(鳥の分類を調べてて勝手に反省しちゃいしました)。ただ思ったのは、Hazyな見た目してるIPAでも甘くてドロドロもあれば、シャキッと軽かったり、苦いものもあったり、何かもっとHazyの中でも細分化したりする流れってビールには出来なさそうだなって思ったり。その辺はダブルとかトリプルである程度分かるしまぁいっかと思い今回もHazy IPAです。
オーツモルトを使う利点としては、オーツ麦の殻が付いているため、フレーク加工したオーツだけを使うよりも醸造工程をスムーズに進めやすいという利点があり、普段より少し多い量のオーツを心配なく使う事が出来ました。ただ殻も重量に含まれるため、キロあたりのオーツの効果としてはフレーク加工の方が良さそうって思ったり。
ホップはそろそろ違うのも使ったほうが良いんじゃないって言われそうなCitraとMosaicです。この組み合わせのHazyで定番ビール作りも視野に入れていきたくなってきました。マンゴー、甘い柑橘、シャープな柑橘が混ぜ合わさって、マリスオッターの甘さとホップの苦味で甘苦系のHazyに仕上がってます。


「Old World Warbler」
Style : Hazy IPA
ABV : 7.0%
Malt: Pilsner, Maris Otter, 2-row, Oat Malt, Flaked Oats
Kettle hop(s): Simcoe
Whirlpool hop(s): Idaho 7 (cryo), Mosaic (cryo)
Dry-hop(s): Mosaic (cryo), Citra
Other ingredients: Glucose, Lactose
Yeast : Verdant IPA

最新のレビュー

クラフトビール好きニキ∞

4.2★★★★☆
約2年前

何だがんだで最近のヘイジーかな。美味しすぎるというか香り立ちすぎると言うか。嬉しい悲鳴よね

クラフトビール好きニキ∞
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4.1★★★★☆
約2年前

ブルワリー

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