Artichoke + 12 / アーティチョーク+12

Joufuku Olfactory works / 醸馥
スタイルその他 - その他スタイル
ABV5.0%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

ホップ不使用。アーティチョークの発泡酒。その他にも焙煎大麦やシナモン、ミントなど、合計13種類のボタニカルを使用し発酵させました。漢方のような香りと苦味、焙煎ボタニカルのカラメル感が奥深い、苦味薬草酒を思わせる味わいです。

【詳細】
イタリアにアーティチョークを使用したリキュールがあります。アーティチョークの他にも何種類ものボタニカルが使用されており、その配合はシークレットですが、非常に複雑な苦味と香りで、カラメルシュガーの奥深さも相まった素晴らしいリキュールです。
本作ではそのリキュールにインスパイアされて、JOUFUKUなりにボタニカルの配合を考え、これを発泡酒に置き換えてみました。
本作で具体的に使用したボタニカルは
・アーティチョーク
・焙煎大麦
・焙煎チコリルート
・リコリスルート
・アンジェリカルート
・シナモン
・クローブ
・フェンネル
・キャラウェイ
・オレンジピール
・ヒソップ
・ローズマリー
・ペパーミント
の13種類です。
通常、ビールや発泡酒に用いられるホップを敢えて使用せず、イタリアの薬草リキュールだけでなく、中世ヨーロッパの歴史的ビール(グルート)にも思いを馳せた発泡酒となっております。
【Gruit(グルート)とは】
中世ヨーロッパにおいて、ホップはまだ酒造原料として一般的ではありませんでした。代わりに醸造家は“グルート”と呼ばれる各醸造所に秘伝の混合ハーブ&スパイスで、彼らの醸造酒を風味付けすると同時に、雑菌汚染から守っていました。このグルートを用いた醸造酒もまたグルートと呼ばれ、ホップの認知拡大とともに後のエールやビールに発展していきます。
グルートの中身がなんだったのか、今では詳しくわかっていませんが、恐らくニガヨモギ、セイヨウノコギリソウ、ヤチヤナギといったハーブが用いられていたのではないかといわれます。
JOUFUKUの“Nostalgia for Gruit”シリーズでは、このグルートを復刻させようとまでは思いませんが、当時の酒造りに思いを馳せて、クラシックなボタニカル構成で醸造を行っていきます。

『Artichoke + 12』(アーティチョーク+12)
Nostalgia for Gruit Series
ABV : 5%

ブルワリー

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