Absinthe Botanicals / アブサン ボタニカルズ (醸馥 Olfactory Works)

CRAFT BEER BASE Brewing Lab / クラフトビアベース
スタイルその他エール - その他エール
ABV6.0%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

ホップ不使用。ニガヨモギとアニスの発泡酒。
かつて禁断の酒と呼ばれた薬草酒“アブサン”のボタニカルと、ビールの主原料“麦芽”で醸造したハイブリッドなお酒です。
薬草の強い香りや苦味を求める方に是非お試しいただきたい一品です。

『Absinthe Botanicals』
~ Nostalgia for Gruit Series~
ABV:6%
香り素材:
1, ニガヨモギ
2, アニスシード
3, スターアニス
4, セージ
5, キャラウェイシード
6, リコリスルート
7, NO Hops
8, ピルスナーモルト
9, Kveik酵母

【詳細】
ビールの前身である古の醸造酒“グルート”へのノスタルジアを具現化。
ホップを一切使用せず、代わりにグルートに使用されていたというニガヨモギで苦味をつけ、ニガヨモギと相性の良いアニスなどのハーブ&スパイスの香り/甘味でバランスを取りました。
ニガヨモギとアニスは蒸留酒/リキュールの“アブサン”の必須ボタニカルでもあるので、本作の構成はその醸造酒版バージョンと言えます。
アブサン自体が好みの分かれる酒であり、それを醸造酒に置き換えた本作もやはり癖の強い味わいです。ただ、「ホップ不使用」というJOUFUKU初の試みとしてはなかなか良い仕上がりで、アブサンなどのハードリカーを好む方に是非お勧めです。

【グルートとは】
中世ヨーロッパにおいて、ホップはまだ酒造原料として一般的ではありませんでした。代わりに醸造家は“グルート”と呼ばれる各醸造所に秘伝の混合ハーブ&スパイスで、彼らの醸造酒を風味付けすると同時に、雑菌汚染から守っていました。このグルートを用いた醸造酒もまたグルートと呼ばれますが、ホップの認知拡大とともに後にエールやビールに発展していきます。
グルートの中身がなんだったのか、今では詳しくわかっていませんが、恐らくニガヨモギ、セイヨウノコギリソウ、ヤチヤナギといったハーブが用いられていたのではないかといわれます。
JOUFUKUの“Nostalgia for Gruit”シリーズでは、このグルートを復刻させようとまでは思いませんが、当時の酒造りに思いを馳せて、普段よりもクラシックなボタニカル構成で醸造を行っていきます。

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