Silvereye / シルバーアイ

Inkhorn Brewing / インクホーン ブルーイング
スタイルIPA - Hazy IPA / ヘイジーIPA
ABV7.0%
IBU-

4.1★★★★☆

久しぶりのSilvereyeですが今回は少しだけMosaicが足されています。
ビターオレンジ、八朔など苦味を伴う柑橘感とフェイジョアのようなストロベリー感とパイナップルに似た風味を楽しめる、スタイルにしては苦味強めでドライな仕上がり。
ビールのコンセプト的にはMejiroに似た南半球にいるハイムネメジロなので好きな南半球ホップの一つであるGalaxyをメインにしたドライなHazyという造りになってますが、Galaxyってたまにすごい苦味を出してくる時があってそこのバランスを取るために最後のドライホップで予定してなかったMosaicを入れる運びとなりました。
意図としてはMosaicにあるほんのりある甘いベリー感でバランス取りたいなって割と安直な考えだったのですが、これが個人的にGalaxyにあると思ってるストロベリー感を引き出してくれてMosaicのパイナップル感と相まってフェイジョア感になるっていう面白い経験が出来ました。
フェイジョア食べた事ない方はなるべく種取り出して食べるのがおすすめですが、種にある苦味とかもこのビールにある要素なので興味のある方は少し種が混ざったフェイジョア食べてみてもらえるとこのビールへの理解が深まるかも…(そんなことないです、多分)。
フェイジョアとペアリングすると苦味に振り切れちゃうのでこのビールをフルーツと合わせる場合はスイカとかメロン、オレンジみたいなストロベリーやパイナップルと食べて違和感のないものがおすすめです。

「Silvereye 2024 #2」
Style: Hazy IPA
Abv. : 7.0%
Grains: Extra Pilsner, Oats, Wheat
Hops: Citra, Galaxy, Mosaic, HBC 638, Strata
Yeast: House Ale Yeast
Other Ingredients: Lactose

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Silvereyeという鳥の和名はハイムネメジロと言い、見た目がメジロにそっくりな鳥が南半球の主にオーストラリアやニュージーランドに生息しています。
コンセプトとしては、ライトで引っ掛かりの少ないアメリカンホップベースの濁ったIPAをMejiroとして販売していますが、同じコンセプトで南半球ホップをメインにした濁ったIPAをSilvereyeとして販売しています。
見た目はOpaqueといって良いほど白く濁っていて、パイナップル、パイニー(樹脂っぽい)、グレープフルーツといった香りや味わいを想起させます。
苦味はしっかり目で口当たりは柔らかくてもすぐにキレるため、蒸し暑くなっても飲めるHazyといった仕上がりになってます。
今回はまたGalaxyに戻ってみたところ特有のアロマやフレーバーの強さが出ていてオーストラリア産ホップの特徴をわかりやすくて出せたのかなって思ってます。
Hazy IPAを好きでよく飲まれる方は感じているかもしれませんが、濁りの度合いが麦芽の組み合わせ(オーツや小麦の量)、酵母の種類に影響されるのはよく言われますが、ここ数年でホップにも濁らせやすいHazeポジティブや濁りを落としがちなHazeネガティブといった要素が見られ、濁りが強めのHazyを作るブルワリーではホップのアロマやフレーバーに加えて濁りへの影響なども考慮してドライホップの組み合わせやタイミングを決めているなんて話も聞くようになりました。
今回使ってみて改めてGalaxyはHazeポジティブなんだなっていう見た目に仕上がってます。

「Silvereye 2024」
Style: Hazy IPA
Abv.: 7.0%
Grains: Extra Pilsner, Wheat, Oats
Hops: Citra, Galaxy, Centennial
Other ingredients: —
Yeast: House Ale Yeast

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Silvereyeという鳥の和名はハイムネメジロと言うほど、見た目がメジロにそっくりな鳥が南半球の主にオーストラリア、ニュージーランドに生息しています。
コンセプトとしては、ライトで引っ掛かりの少ないアメリカンホップベースの濁ったIPAをMejiroとして販売していますが、同じコンセプトで南半球ホップをメインにした濁ったIPAをSilvereyeとして販売しています。
Silvereye #3 まではGalaxyをメインにしていたのですが、2023年産から少し扱いにくいキャラクターがGalaxyから感じられるようになってしまったためNZ産ホップも加えて今回のバッチ#4 の醸造に至りました。
バッチ#3 までにあった強いパイニー感が少し弱くなりましたが、ピンクグレープフルーツ、パイニー、フローラル、若干スパイシーな感じが楽しめる仕上がりになりました。
現在Inkhorn Brewingでは前回バッチのSilvereye #3 も繋がっているのでコンセプトが同じビールの熟成具合が違うバッチの飲み比べも◎

「Silvereye #4」
Style: Hazy IPA
Abv. 7.0%
Malt: Extra Pilsner, Wheat Malt, Carapils, Flaked Wheat
Hops: Galaxy, Nelson Sauvin, Motueka CGX, Riwaka, Citra, Citra Cryo, Citra Incognito, Mosaic Incognito
Other ingredients:—
Yeast: WLP066 (Liquid)

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メロン、パイナップル、ブラックベリーのようなフルーティさにGalaxyを発酵中にドライホップした時に出るパイニーなフレーバーが印象的な仕上がり。
甘さもそこそこ残ってはいるもののサラッとした感じの甘さであるため、ドライホップを多くしたために出ている苦さとバランスはとれていると思います。
Silvereyeはこれで3バッチ目となりますが、メジロと同じようなモルト構成とイーストにGalaxyを液温が高い時にドライホップするというコンセプト以外は3バッチとも全て違った作りになってます。Galaxyは使うタイミングと酵母によって出てくるキャラクターが変わってくるのが面白いのでその辺を楽しんでもらえたらと思ってます。

「Silvereye #3」
Style: Hazy IPA
Abv. 6.5%
Malt: Extra Pilsner, Flaked Oats, Wheat Malt
Hops: Galaxy, Citra, Mosaic, HBC638, Strata
Other ingredients: Maltose
Yeast: A38 Juice

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メジロと見た目が似てるハイムネメジロという鳥はオーストラリアやニュージーランドに多く生息していて英語名はSilvereyeといいます。
今回は2021年末に作ったSilvereyeと同様にメジロの1stバッチのモルト構成に近くして、苦味や飲み口なども似た感じに寄せるように意識しました。
ドライホップはオーストラリアに生息する鳥がビール名になっているようにオーストラリアのGalaxyでドライホップ。
Inkhornの濁ったIPAとクリアなIPAの要素両方を取り入れたものを作りたいと思った当時の考えを残しつつ最近取り入れている醸造プロセスをふまえての#2です。
ニュアンスが間違って伝わってしまうのを怖がらないで言うと、仕上がりはアメリカ西海岸のブルワリーやイギリス、ヨーロッパのブルワリーが作るHazyのニュアンスに近いです。
パイニーな感じが最初のアロマにきてそこにフルーティ、ちょい甘、Hazyにしてはドライ寄りのフィニッシュ。
苦味もしっかりと感じられて甘さやシルキーな口当たりがくどく感じないのも特徴的。
よくTASTING ROOMに来てくださるお客様からSilvereyeのリクエストがあり、酵母のやりくりをしていくうえで丁度よいタイミングが重なったので#2の醸造となりました。

Silvereye #2
Style: Hazy IPA
Abv.: 7.0%
Malt: Extra Pale Ale, Pilsner, Wheat Malt, Spelt Malt, Flaked Oats,
Mash hop(s): Citra
Kettle hop(s): —
Whirlpool hop(s): Idaho 7
Hopback: Citra Incognito,
Dry-hop(s): Galaxy
Yeast: English V

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南半球にメジロみたいな鳥がいます。和名はハイムネメジロ、英語名はSilvereye… 結局目の色が名前の由来になってるのが面白いですね。
南半球を代表するホップと言っても過言では無いGalaxyをメインにドライホップした事もあり、個人的にはかなりオージーな感じします。
メジロと似た鳥の名前を使った理由はグリストとCitra Incognitoの使い方。色々と試している中で、Citra Incognitoは温度を高くしてもアロマの残りが良い傾向があると分かってきたため、今回は苦味を恐れずに高い温度で結構な量を入れました。個人的にはこのぐらいIncognitoのキャラクターがフレーバーに出てくると良いなと思ってます。そこに乗ってくるGalaxyのアロマとフレーバーが良い感じにオーストラリア。
レモン系の柑橘香に少しのパイニーなアロマがバランス良く出ていて、ドリンカビリティ高めのHazyに仕上がりました。

We have released beers named after Japanese White-eye called literally Mejiro (Me=eye and Jiro (or shiro) =white). As I was about to add a hefty amount of Galaxy for dryhop, I found out that there was a very similar bird to Mejiro in Southern Hemisphere called Silvereye. Mejiro and Silvereye look almost exactly the same, but the color tones of their chest and eyes are slightly different. A perfect beer name…..
This batch is very similar to the original Mejiro we released in the summer 2021. As expalined above, the major difference between the previous batch is the dry-hop. Galaxy gave lemon like citrus and slight piney notes which complement the style very well (probably why it is often used in hazy IPAs…). Despite the abv and hazy appearance, it is not too sweet and retains high drinkability for the style.

Silvereye #1
・Style : Hazy IPA
・ABV : 7.2%
Malt: Pilsner, Vienna, Spelt, Flaked oats, Flaked wheat
Kettle hop(s): —
Whirlpool hop(s): Citra (Incognito)
Dry-hop(s): Galaxy, Citra (cryo), Citra
Yeast : Verdant IPA

最新のレビュー

ふみふみさん

3.7★★★☆☆
10日前

缶を開けたらフルーティーな香りがプシュっと広がった。優しいヘイジー。私には物足りないんだよなぁ。

sculpin
INKHORN BREWING / インクホーンブルーイング

3.9★★★☆☆
約1ヶ月前

柔らかなジューシーさが持ち味、
それに加えてスッキリ苦味も程よく
本来のパッション風味豊かな
優しく飲みやすいNEIPAとなってます。

midoritsou
BEER & CRAFT / ビール&クラフト

4.1★★★★☆
約1ヶ月前

美味しかったのでまた飲んだ。
ドライでトロピカル!

midoritsou
BEER & CRAFT / ビール&クラフト

4.0★★★★☆
約1ヶ月前

念願のインクホーン!
個人的にはあられをつまみに飲みたくなる味。
知識が無いから分からないのだけど、これ系のHazy IPAはどういう味と表現したら良いのか知りたい。

yosuke
INKHORN BREWING / インクホーンブルーイング

4.1★★★★☆
12ヶ月前

クラフトビール好きニキ∞
Tap & Crowler / タップ & クロウラー

4.2★★★★☆
約1年前

メロンパイナポーなヘイジー

カタパルトスープレックス
Ben's Slop Shop / ベンズ スロップショップ

4.6★★★★☆
約1年前

インクホーンブルーイング(東京都豊島区)のヘイジーIPA。これはおいしい。Galaxyホップなパインアップル感、好きだわー。

クラフトビール好きニキ∞
Good beer Faucets / グッドビア フォーセッツ

4.0★★★★☆
3年弱前

トロピカルでパイニー。ボディもありながらドリンカブル。最新技術ホップ美味しいだけどフレーバー感強いというか…MONINみたいな印象なんだよな〜うまいけど。。。

ブルワリー

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