Silvereye / シルバーアイ

Inkhorn Brewing / インクホーン ブルーイング
スタイルIPA - Hazy IPA / ヘイジーIPA
ABV7.0%
IBU-

4.2★★★★☆

Silvereyeという鳥の和名はハイムネメジロと言うほど、見た目がメジロにそっくりな鳥が南半球の主にオーストラリア、ニュージーランドに生息しています。
コンセプトとしては、ライトで引っ掛かりの少ないアメリカンホップベースの濁ったIPAをMejiroとして販売していますが、同じコンセプトで南半球ホップをメインにした濁ったIPAをSilvereyeとして販売しています。
Silvereye #3 まではGalaxyをメインにしていたのですが、2023年産から少し扱いにくいキャラクターがGalaxyから感じられるようになってしまったためNZ産ホップも加えて今回のバッチ#4 の醸造に至りました。
バッチ#3 までにあった強いパイニー感が少し弱くなりましたが、ピンクグレープフルーツ、パイニー、フローラル、若干スパイシーな感じが楽しめる仕上がりになりました。
現在Inkhorn Brewingでは前回バッチのSilvereye #3 も繋がっているのでコンセプトが同じビールの熟成具合が違うバッチの飲み比べも◎

「Silvereye #4」
Style: Hazy IPA
Abv. 7.0%
Malt: Extra Pilsner, Wheat Malt, Carapils, Flaked Wheat
Hops: Galaxy, Nelson Sauvin, Motueka CGX, Riwaka, Citra, Citra Cryo, Citra Incognito, Mosaic Incognito
Other ingredients:—
Yeast: WLP066 (Liquid)

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メロン、パイナップル、ブラックベリーのようなフルーティさにGalaxyを発酵中にドライホップした時に出るパイニーなフレーバーが印象的な仕上がり。
甘さもそこそこ残ってはいるもののサラッとした感じの甘さであるため、ドライホップを多くしたために出ている苦さとバランスはとれていると思います。
Silvereyeはこれで3バッチ目となりますが、メジロと同じようなモルト構成とイーストにGalaxyを液温が高い時にドライホップするというコンセプト以外は3バッチとも全て違った作りになってます。Galaxyは使うタイミングと酵母によって出てくるキャラクターが変わってくるのが面白いのでその辺を楽しんでもらえたらと思ってます。

「Silvereye #3」
Style: Hazy IPA
Abv. 6.5%
Malt: Extra Pilsner, Flaked Oats, Wheat Malt
Hops: Galaxy, Citra, Mosaic, HBC638, Strata
Other ingredients: Maltose
Yeast: A38 Juice

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メジロと見た目が似てるハイムネメジロという鳥はオーストラリアやニュージーランドに多く生息していて英語名はSilvereyeといいます。
今回は2021年末に作ったSilvereyeと同様にメジロの1stバッチのモルト構成に近くして、苦味や飲み口なども似た感じに寄せるように意識しました。
ドライホップはオーストラリアに生息する鳥がビール名になっているようにオーストラリアのGalaxyでドライホップ。
Inkhornの濁ったIPAとクリアなIPAの要素両方を取り入れたものを作りたいと思った当時の考えを残しつつ最近取り入れている醸造プロセスをふまえての#2です。
ニュアンスが間違って伝わってしまうのを怖がらないで言うと、仕上がりはアメリカ西海岸のブルワリーやイギリス、ヨーロッパのブルワリーが作るHazyのニュアンスに近いです。
パイニーな感じが最初のアロマにきてそこにフルーティ、ちょい甘、Hazyにしてはドライ寄りのフィニッシュ。
苦味もしっかりと感じられて甘さやシルキーな口当たりがくどく感じないのも特徴的。
よくTASTING ROOMに来てくださるお客様からSilvereyeのリクエストがあり、酵母のやりくりをしていくうえで丁度よいタイミングが重なったので#2の醸造となりました。

Silvereye #2
Style: Hazy IPA
Abv.: 7.0%
Malt: Extra Pale Ale, Pilsner, Wheat Malt, Spelt Malt, Flaked Oats,
Mash hop(s): Citra
Kettle hop(s): —
Whirlpool hop(s): Idaho 7
Hopback: Citra Incognito,
Dry-hop(s): Galaxy
Yeast: English V

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南半球にメジロみたいな鳥がいます。和名はハイムネメジロ、英語名はSilvereye… 結局目の色が名前の由来になってるのが面白いですね。
南半球を代表するホップと言っても過言では無いGalaxyをメインにドライホップした事もあり、個人的にはかなりオージーな感じします。
メジロと似た鳥の名前を使った理由はグリストとCitra Incognitoの使い方。色々と試している中で、Citra Incognitoは温度を高くしてもアロマの残りが良い傾向があると分かってきたため、今回は苦味を恐れずに高い温度で結構な量を入れました。個人的にはこのぐらいIncognitoのキャラクターがフレーバーに出てくると良いなと思ってます。そこに乗ってくるGalaxyのアロマとフレーバーが良い感じにオーストラリア。
レモン系の柑橘香に少しのパイニーなアロマがバランス良く出ていて、ドリンカビリティ高めのHazyに仕上がりました。

We have released beers named after Japanese White-eye called literally Mejiro (Me=eye and Jiro (or shiro) =white). As I was about to add a hefty amount of Galaxy for dryhop, I found out that there was a very similar bird to Mejiro in Southern Hemisphere called Silvereye. Mejiro and Silvereye look almost exactly the same, but the color tones of their chest and eyes are slightly different. A perfect beer name…..
This batch is very similar to the original Mejiro we released in the summer 2021. As expalined above, the major difference between the previous batch is the dry-hop. Galaxy gave lemon like citrus and slight piney notes which complement the style very well (probably why it is often used in hazy IPAs…). Despite the abv and hazy appearance, it is not too sweet and retains high drinkability for the style.

Silvereye #1
・Style : Hazy IPA
・ABV : 7.2%
Malt: Pilsner, Vienna, Spelt, Flaked oats, Flaked wheat
Kettle hop(s): —
Whirlpool hop(s): Citra (Incognito)
Dry-hop(s): Galaxy, Citra (cryo), Citra
Yeast : Verdant IPA

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yosuke
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トロピカルでパイニー。ボディもありながらドリンカブル。最新技術ホップ美味しいだけどフレーバー感強いというか…MONINみたいな印象なんだよな〜うまいけど。。。

ブルワリー

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