OVERTONES LAGER / オーバートーンズ ラガー

万珍醸造 / MANGOSTEEN BREWING LAB / マンゴスチンブルーイングラボ
スタイルラガー - Lager / ラガー
ABV5.0%
IBU23.0

0.0☆☆☆☆☆

オーストラリアの木管楽器ディジュリドゥ奏者で画家のGOMAとのコラボレーションビールです
近年では彼のことをディジュリドゥアーティストと表現されているように点描画の画家でもあります
そんな彼の個展の開催に合わせて遂に旧友である彼とのビールをリリースする運びとなりました

麦汁の仕込み中もGOMAの音源を聴かせ続け発酵タンクに移送して仕込みが終わった後にGOMAのディジュリドゥの生音を染み込ませ発酵と倍音のケミストリーを目の当たりに体験できたことは私達にとっても非常にエキサイティングな出来事でした
私はただ心地よくビールが発酵してくれる事を見守っていただけかもしれませんが細心の注意を払いつつ新しい命の誕生を心待ちにしました
これは全ての醸造体験に通ずる事でもあります

個人的な感想ですが醸造の仕方もほぼ変わらないもののバッチごとにわずかな変化がありそれがクラフトの良さと捉えても良いと思いますがこのバッチのラガーにはいつもとの違いを感じます
麦芽、ホップ、イースト、水、温度、そして倍音熟成その他様々な違いがミックスされて出来上がっています
彼と私との意見交換で共通の方向性を見つけさっぱりとしていて飲み飽きないラガースタイルにオーストラリア産のECLIPSEというホップを1種類のみ使用して仕上げました
嫌味のないほのかな柑橘感が良い形で表現できたと思います

ラベルアートに使用した絵は今年描かれた作品で今回の個展でも原画を見る事ができます
飲み終わった缶をクシャッと潰さずラベルをゆっくりと剥がすとうまく剥がすことができますので
是非あなたの好きな場所に思い出の一部にGOMAと私達のアートを皆さんの生活の一部に加えて頂ければとても嬉しく思います

do stick in your life, and drink beer!

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OVERTONES LAGER
AUS Single hop Lager (ECLIPSE)
ABV ; 5.0% IBU ; 23

GOMA
ディジュリドゥアーティスト、画家 オーストラリア先住民アボリジナルの伝統楽器「ディジュリドゥ」の奏者、画家。1998年にオーストラリアで開催されたバルンガディジュリドゥ・コンペティションにて準優勝を果たし国内外で広く活動。2009年交通事故に遭い高次脳機能障害の症状により活動を休止。一方事故の2日後から緻密な点描画を描きはじめるようになり、現在ではオーストラリアBACKWOODS GALLERY(2016) 新宿髙島屋美術画廊(2018 ・2019) PARCO MUSEUM TOKYO(2022)など多数の個展を開催。2012年本人を主人公とする映画「フラッシュバックメモリーズ3D」に出演し、東京国際映画祭にて観客賞を受賞。2021年TOKYOパラリンピック開会式にてひかるトラックの入場曲を担当。2022年舞台「粛々と運針」の音楽監督と劇中のアートを手掛ける。千年の歴史を持つ古社 常陸国総社宮に青華曼荼羅が収蔵された。

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