TDH Neo Dandyism / TDH ネオ ダンディズム

Yellow Monkey Brewing (YMB) / イエロー モンキー ブルーイング
スタイルIPA - West Coast IPA / ウエストコーストIPA
ABV7.0%
IBU30.4

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YMB ヘッドブルワー・ケンゴのニュージーランドの師匠・Kellyさん、そして青森の Be Easy Brewing の Garethさんとの会話がこのビールの発端でした。

お二人は現在 Freestyle Hops にも所属しており、2025年産の新鮮なホップが入荷するタイミングで「どこかのブルワリーとコラボできないか」と考えていました。それならばと、以前から交流があり、Freestyle Hopに強い関心を持っていた「Teenage Brewing」さんにお声がけしたところ、快く引き受けてくださり、今回のコラボが実現しました。

今回のTDH (トリプルドライホッピング) はTeenage Brewing さんからの提案によるもので、YMBとしては初の試み。一方、日本酒酵母の使用はYMBからの提案で、Teenage Brewingさんにとっても初の挑戦でした。互いの得意分野を活かしながらアイデアを出し合い、協力して仕込んだこのビールは、まさに「挑戦の結晶」です。

名前の由来も、コラボらしいやり取りから生まれました。

仕込みの打ち合わせ中、Teenage Brewing の森社長が突然「商品名に“ダンディズム”を入れたいですねぇ」と一言。YMB代表・ヒロキは思わず「本気ですか……?」とたじろぎましたが、森社長が「音楽用語に“ネオ・ダンディズム”ってあるんですよ!」と教えてくれたことで、「そ、それならいいか……」と納得。

こうして、「Neo Dandyism」というユニークで印象的な名前が誕生しました。

さらに、YMBの象徴でもあるオープンファーメンター (開放式タンク) で発酵を行い、他では味わえない唯一無二のビールを目指しました。新鮮なホップ、異なるブルワリーの個性、そして遊び心あるネーミング。すべてが重なり合って生まれた、「挑戦と自由の象徴」とも言えるビールです。

Style: TDH West Coast IPA
Alc: 7.0%
IBU: 30.4
EBC: 9.8

Malt: Gladfield Pilsner, Gladfield Wheat, IREKS Pilsner
Hop: Freestyle Taiheke (2025 crop), Freestyle Southern Cross (2025 crop), Freestyle Super Sauvin (2025 crop), Freestyle Nelson Hop Kief
Yeast: 清酒酵母701号, 清酒酵母901号, Pomona
Others: コリアンダーシード, カラギーナン

ニュージーランドのホップメーカー「Freestyle Hops」社の2025年産、収穫したての新鮮なホップを3回に分けてドライホッピングした West Coast IPA。Freestyle Hops の特徴でもある白ぶどうやマスカットのようなアロマが絶妙に調和し、清酒酵母によるフルーティーな香りも楽しめます。

TDH (トリプルドライホッピング) により香りの層が幾重にも広がり、リッチでありながらキレのある味わいに仕上がりました。高めのアルコールを感じさせないスッキリとした飲み口で、気づけばもう一杯を手にしてしまう。そんな「危険なIPA」です。

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