のろし Wiess

のろし醸造 / NOROSHI BREWERY
スタイルラガー - Kölsch / ケルシュ
ABV5.0%
IBU15.8

-☆☆☆☆☆

※「Wiess(ヴィース)」は、小麦ビールの「Weizen(ヴァイツェン)」とは異なるスタイルです。小麦麦芽を使用していますが、ヴァイツェン特有の酵母由来のバナナやクローブのような香味を特徴とするビールではありません。

ドイツ・ケルンの伝統的な無濾過上面発酵ビール「Wiess(ヴィース)」を、のろし醸造なりに表現しました。現代のKölsch(ケルシュ)の原型ともいわれるWiess。フランス・ドイツ系のホップを使用し、穏やかな香りと軽快な飲み口に仕上げました。無濾過ならではの柔らかな口当たりと、麦芽や酵母の繊細な風味をお楽しみください。

ブルワーズコメント
今回のビールは、当初「Kölsch Style Ale(ケルシュスタイルエール)」として製造を開始しました。

ケルシュはドイツ・ケルンを代表する淡色の上面発酵ビールです。上面発酵でありながら、低温熟成によってラガーのような清涼感と、繊細でクリーンな味わいを持つことが特徴です。

ケルシュというスタイルの歴史や製造方法について改めて詳しく調べていくと、1986年に制定された「ケルシュ協定(Kölsch-Konvention)」についてはご存じの方も多いとは思いますが、その内容に改めて触れる機会となりました。

この協定では、ケルシュはケルンを中心とした特定の地域で製造される、淡色・高発酵度・ホップの特徴を持つ、透明に清澄された上面発酵ビールであることが定められています。

ケルシュとは単なるビアスタイルの名称ではなく、その土地の歴史や醸造文化と深く結びつき、地理的表示として保護されている名称です。私たちが「Kölsch」ではなく「Kölsch Style Ale」と表現するのも、その土地で大切に守られてきた名称と醸造文化を尊重するためです。

ケルシュには、時に「Kölsch警察」と呼ばれるほどスタイルの定義や品質に厳しい愛好家も存在します。それだけ熱心な支持者が多く、伝統や地域性、味わいに至るまで厳しく評価されるビアスタイルの一つともいえるでしょう。

また、協定では透明であることが求められますが、
今回のビールにはほのかな濁りがあり、KolshStyleAleとしてリリースすることを個人的に悩んでいました。

一方、ケルンには現代のケルシュが成立する以前から「Wiess(ヴィース)」と呼ばれる無濾過の上面発酵ビールが存在していました。Wiessはケルンの方言で「白い」を意味し、自然な濁りを帯びた外観に由来するといわれています。

今回のビール。ケルシュの歴史をたどるなかでWiessという存在に改めて興味を持ち、「のろしWiess」としてリリースすることにしました。

ケルシュスタイルの軽快さと繊細さ、そして無濾過ならではの柔らかな口当たりを楽しんでいただければと思います。

のろしWiess(のろしヴィース)
Style:Wiess
Alc.:5.0%
IBU:15.8
CO2:2.5~2.6

Malt: Pilsner, Wheat Light, Sour
Hop: Aramis, Spalter Saphir, Strisselspalt

ブルワリー

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