AGUA CHILE / アグアチリ

万珍醸造 / MANGOSTEEN BREWING LAB / マンゴスチンブルーイングラボ

スタイル	ラガー - その他ラガー
ABV	4.5%
IBU	19.0

0.0☆☆☆☆☆

日本橋小伝馬町で本格メキシコ料理とクラフトビールの専門店OL LA CABINAの2周年を記念してコラボビールを作りました

オーナーのハイムさんは味にかなりのこだわりがある方で色々とアイデアを出してくれました。ビール作りと料理はとても共通項があると私は考えていて彼の無限のアイデアをビールという表現に落とし込む事がとても楽しかったです

食用の乾燥トウモロコシとモリタチリ（乾燥唐辛子）、キュウリを使ったラガーを作りました。ミーティングでol la cabinaさんを訪れた時にモリタチリを味見したのですがチポトレのようなスモーク感があり甘味も感じましたがしっかりと辛い笑。しかし旨味もあります

ネットでちょっと調べたのですが「チポトレよりも辛く柔らかい」
辛くて柔らかい？？
ちょっと混乱させる文章でしたが青唐辛子とは違う旨味系の辛さという事でしょうか？
とりあえずは恐る恐る入れてみようという事にして調整します

キュウリは地元北杜市大泉で水耕栽培農場を営んでいるNSD八ヶ岳ファームさんの水耕栽培キュウリを使用しました。彼らはきゅうりの他にサラダほうれん草やビーツリーフ、中華野菜などの葉物野菜を八ヶ岳山麓の標高約950mの高地で、障がい者の方が地下より汲み上げた天然水を使用し水耕栽培で育成しています
どの野菜も瑞々しくクセが少なく生で美味しいです
実は今年か来年には彼らもビール作りが始まります。醸造所開業に向けて頑張って下さい！

今回は乾燥トウモロコシを挽く作業が一番困難でした。仕込みの前日のモルトの粉砕がこんなに苦労するとは思いませんでした笑なんせ硬くて挽けない。粉砕機の歯が全く役に立たない。最終的には強力なミキサーで粉々にする事ができましたがsnsで助言を求めたら車で轢けとか石臼必要とか一粒一粒石で
叩けとかごもっともな意見が続出でした
糖化の温度がモルトより高い為、モルトとは別の容器で糖化を行い途中から糖化槽に投入しました

出来上がった液体は少しスモーキーなアロマとキュウリの瑞々しさ、瓜感が相まって後から辛さがじんわりとやってきます。4.5％でとてもドリンカブル。食事との相性もバッチリです

ラベルはオーナーのハイムの娘さんセイバちゃんのイラストです
チリ、キュウリ、トウモロコシ！！ 2周年おめでとうございます！

AGUA CHILE / アグアチリ
STYLE : Chili Cucumber Lager
ABV ; 4.5% IBU ; 19

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ØL La Cabina / オルラカビーナ
https://my-beers.com/bars/1623

ブルワリー