DAIKURA / だいくら

南会津マウンテンブルーイング / MINAMI-AIZU MOUNTAIN BREWING (MMtB)
スタイルラガー - Kölsch / ケルシュ
ABV4.5%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

地元のスキー場、我々のホームゲレンデ「だいくらスキー場」のために醸造したビールになります! @daikura_ski
2025年のMMtBのリリースはこれで最後になります。
今年最後のビールは、思いの詰まった1本です。
このビールができるまでのお話を少しお読み下さい。
「スキー場がなくなる!?」
昨年2024年12月、町が会津高原だいくらスキー場を閉鎖するという、ニュースが突然飛び込んできました。町の財政難などが起因しこの決断になったとのことでした。
子供たちの教育の場、観光の資源、経済、そして、ぼくたちの地域の誇りがなくなってしまう。
この危機感から、だいくらスキー場を未来につなぐ会」 @daikura_mirai.tsunagu を立ち上げ、とんでもない速さで住民活動に発展しました。町が行うタウンミーティングには本当に大勢の住民の方々の意見が、町執行部に寄せられました。そしてこの活動に賛同し、存続を求める約9000人分の署名を集め、町役場にて署名の目録とスキー場利用者の応援メッセージがつづられた9冊のノートなどを町長に手渡しました。そして、町はだいくらスキー場の閉鎖の方針を撤回し、当面存続させることを決めました。
こんな住民活動があったのは、この町に住み続けて長いですが初めての経験だったと思います。そして僕たちは、だいくらスキー場の封鎖撤回を願うだけではなく、長きにわたり継続できるようなお手伝いをすすめる活動も開始しました。スキー場の施設の改修(DIY)や、お知らせのPOPなど、このような活動により一時封鎖を考えた町役場も今度はスキー場や応援団体の我々を応援する立場へと変わりました。この騒動から1年・・・アッという間でした。
そして今日12月20日、無事にだいくらスキー場は今まで通りOPENを迎えます。これで終わりではなく、今後の継続が大事です。この活動はだいくらスキー場を残しただけではなく住民、地域の力として、やれば変わるという事を認知され、衰退していく地域を少しでも盛り上げるためのキッカケけとなれば嬉しいと考えています。
僕たちは今後も、だいくらスキー場や地域を応援していきたいと思っています。
今日このOPENに合わせたタイミングで応援ビールも発売させていただきます。一度は無くなりかけたスキー場。スキー場OPEN当時の熱い思い!初心から頑張ろう!という気持ちを込めて初期のスキー場のキャラクター「だいちゃん」をメインに、「くらちゃん」と、新しい「だいちゃん」に登場してもらったラベルとしています。ビールの名前は直球で【DAIKURA】!スタイルは【DAIKURA ALE】。だいくらにエールを!!応援を!!と名付けました。
そして、缶ビールの売り上げの一部をだいくらのスキー場のため寄付する事としています。皆さんに飲んでいただいてエールをお願いします。そして、それはそのままだいくらスキー場への応援となる事となります。
「あ~、ひとまずは残って良かった。ビールでも飲もうかな。」
だいくらスキー場を未来につなぐ会 共同代表 関根健裕

“DAIKURA”
Style : Daikura Ale
ABV:4.5%

ビールの中身ですが、今回はkolsh/ケルシュという、ドイツのケルン地方発祥のスタイルを意識して作りました。現地では、シュタンゲという200ml程度の細長いグラスで、わんこビールのように飲むのが特徴的です。コースターでグラスに蓋をするまで、どんどんビールが持って来られます。よく冷えたビールが、細長いグラスで、ちょうど良い量で提供されるのですぐに飲み干せてしまいます。

DAIKURAの色味は明るいクリアな黄色。
酵母とホップ由来のやさしいレモンやハーバルな香りと少しの酸味を感じることができます。
麦の味、クリスピーさを感じながらもクリーンでスッキリとしており何杯でもクイっと飲めてしまう味わいです。
アプレスキー(スキーの後)にもってこいのビールになりました。
「とりあえずだいくらで!」と駆けつけ1杯を飲み干して下さい。
飲めば飲むほど、だいくらスキー場への応援となりますよ。

ブルワリー

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