Azahar de Iyokan / アサハル デ イヨカン

gogoshima beer farm / ごごしまビアファーム
スタイルその他 - Saison / セゾン
ABV4.0%
IBU44.0

0.0☆☆☆☆☆

AZAHAR – セビリアの記憶を、興居島の花で。

gogoshima beer farmの季節限定商品、「Azahar(アサハル)」ができあがりました。

AZAHARとは、スペイン語で「柑橘の花」を意味する言葉です。
このビールは、東京のスペイン料理店「MAQUILA TOKYO」のシェフ・安斎怜さんとの会話から始まりました。
安斎シェフがスペイン・セビリアで出会い、「人生で最も印象に残っているビールの一つ」と語る一杯。すでに醸造所はなくなり、もう二度と飲むことはできません。
その話を聞いた私たちは、「興居島の素材で、あの感動を表現できないだろうか」と考え、このプロジェクトをスタートしました。

当初は、当時のレシピをできる限り忠実に再現することを目指していました。しかし、その過程で安斎シェフから、
「当時のレシピに縛られず、南雲さんの自由な発想でつくってほしい。」
という言葉をいただきました。

その一言をきっかけに、私たちは"再現"ではなく、セビリアで感じた景色や空気、その感動を興居島という土地でどう表現するかという考え方へと舵を切りました。
主役となるのは、興居島で咲く伊予柑の花。
島で一輪ずつ手摘みした花を丁寧に冷凍保存し、仕込みの日まで香りを閉じ込めました。

実は最初の仕込みでは、オリジナルレシピをできる限り忠実に再現しました。
しかし、完成したビールは私たちが目指した味わいには届きませんでした。
花の渋みや青い植物感が想像以上に強く現れ、品質に納得できなかったため、450Lすべてを廃棄し、
レシピを一から見直すことにしました。

3年間醸造を続けてきて、1バッチすべてを廃棄したのは今回が初めてです。
二度目の仕込みでは、花の使用量だけでなく、モルト構成、ホップバランス、花の抽出方法までレシピ全体を見直し、何度もテイスティングを重ねました。

目指したのは、花が主役になるビールではなく、ホップの香りに伊予柑の花がそっと寄り添う一杯。
完成したAZAHARは、Cascade、Centennial、Simcoeが織りなす爽やかなシトラスアロマの奥から、伊予柑の花がふわりと顔をのぞかせます。

オリジナルをそのまま再現したビールではありません。
セビリアへの敬意と、興居島の自然、そして私たちの醸造哲学を重ね合わせて生まれた、"今だからこそ造ることができた" Saisonです。

▼特徴
・東京・MAQUILA TOKYO 安斎怜シェフとの対話から生まれたプロジェクト
・興居島で咲いた伊予柑の花を一輪ずつ手摘みし、冷凍保存して使用
・初回仕込みではオリジナルレシピを忠実に再現するも、品質に納得できず450Lすべてを廃棄
・3年間の醸造で、1バッチすべてを廃棄したのは今回が初めて
・二度目の仕込みではモルト構成、ホップ構成、花の使用量、抽出方法まで全面的に見直し
・ホップ主体のアロマに、伊予柑の花がやさしく重なる繊細なバランスを目指しました

▼醸造メモ
・興居島産伊予柑の花を使用
・手摘みした花を冷凍保存し、香りを閉じ込めた状態で使用
・オリジナルレシピの検証からスタートし、試行錯誤を経て独自のレシピへ発展
・モルト構成、ホップ構成、花の使用量、抽出時間を一から再設計
・ホップと花の調和を重視し、「ホップのビールに花を添える」ことをテーマに醸造

▼ホップ構成
Cascade– 爽やかなシトラスアロマの中心
Centennial– レモンやオレンジを思わせる明るく華やかな香り
Simcoe– 松や柑橘を思わせる奥行きと余韻

▼ペアリング
生ハムやイベリコ豚、魚介のカルパッチョ、鯛やスズキのグリル、ローストチキン、パエリアなど。
スペイン料理はもちろん、オリーブオイルや柑橘を使った地中海料理ともよく合います。

▼味わいバランス
香り ★★★★★
甘味 ★☆☆☆☆
苦味 ★★★☆☆
キレ ★★★★★
ボディ ★☆☆☆☆

▼スペック
スタイル:Saison
アルコール度数:4%
副原料:伊予柑の花(興居島産)
MALT:Pilsen, Carahell, Wheat
HOP:Cascade, Centennial, Simcoe
YEAST:Belle Saison
IBU:44

ブルワリー

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