TOCO TOUCAN / トコトゥーカン

Inkhorn Brewing / インクホーン ブルーイング
スタイルIPA - Hazy Double IPA / Hazy W-IPA
ABV8.0%
IBU-

0.0☆☆☆☆☆

Motueka, Citra, SimcoeをメインにしたHazy Double IPA。洋梨、マンゴーといったフルーツ感にちょっとだけココナッツミルクを思わせるようなフレーバーと口当たり。
2024年に樽だけでリリースしたところ反響が思ったよりも大きかったので缶でも販売できる量をつくりました。
フルーツを食べるの適した大きな嘴を持っているToco Toucanという鳥がモチーフになっているので、フルーツジュースみたいに飲めるビールをコンセプトにしています。ジュースみたいな仕上がりにするために通常のホップペレットの量を減らしてCryoやDynaboostといった濃縮ホップオイル多めの構成。
通常のホップペレットに多く含まれているホップの外側部分が極端に少ない造りになっているので、ホップの外側部分に多く含まれるポリフェノール成分が少なくなっています。
ポリフェノール成分が少ないため普段のInkhorn BrewingのHazy IPAと比べると少し濁りも弱めで渋味が少ない分、甘いニュアンスが相対的に強めになっています。
濃縮ホップオイルが色々と余っていて使い切らないといけないタイミングとかも重なりMosaicのDynaboostも本当に少しだけ入っていますがホップ総量の1%に満たないぐらいなのでSimcoeのニュアンスをブーストしてくれるぐらいの量なのかなと。

「Toco Toucan」
Style: Hazy Double IPA
Abv. : 8.0%
Grains: Extra Pils, Oats, Wheat
Hops: Motueka Cryo, Simcoe, Simcoe Dynaboost, Citra Cryo, Citra Incognito, Mosaic Dynaboost
Yeast: House Ale Yeast

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厚みのある口当たりとボディ感にホップ由来のマンゴーやアプリコットのようなフルーツ感が乗ってかなりジューシーな飲み口。
アルコール度数高めのHazy IPAに求められる甘いニュアンスや柔らかい口当たり、しっかりとしたボディ感などを程よい苦味と共にバランス良くまとめられたのかなと。
2024年10月初旬にリリースしたToucanと比べると、ホップの品種はほとんど変えていないのですが、酵母をInkhorn BrewingのHouse Ale酵母に変更しました。
さらに厚みのあるボディ感とマウスフィールをつくるためにダブルマッシュ製法にしたり、MotuekaをCryoに置き換えてよりジューシーさを出したりといった2回目ならではのアプローチも加わっているのでちゃんとブラッシュアップを感じる事ができる仕上がりです。
2024年6月下旬仕込みから10月初旬の仕込みまでの期間Hazy IPAを仕込む際に新しいモルトを試していたのですが、渋味や苦味が落ちにくい印象が強かったのでそれ以前までの構成に戻したところジューシーさを感じやすくなってHazy IPAらしさをより楽しめるようになりました。
色々と試してみないと分からない部分も多いので日々勉強が必要だなと改めて感じてます。

「TOCO TOUCAN」
Style: Hazy Double IPA
Abv. : 8.0%
Grains: Extra Pils, Oats, Wheat
Hops: Citra, Citra Cryo, Simcoe, Simcoe Dynaboost, Motueka Cryo
Yeast: House Ale Yeast
Other Ingredients: Lactose

ブルワリー

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